トップページ / されど我が詩集
秋深まる 美しい紅葉の時に きれいな山を見に車に乗った 行き先を決めずにただ走る きれいな美しい赤や黄につつまれた夢に出そうな 紅葉を求めて地図を持たずに ただひたすら 山奥に来た 青々とした力強い森 少々残念に思っていると 小さな川が流れている その川沿いに川を見ながら とぼとぼ歩いた ふと上を向くとおおいかぶさるような 青々とした力強い木々の眺め 木というものは良いものだと思いながら 心はずませ帰路についた
香倉外骨(1995/12/07)
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