或阿呆の日記

― 二人の思いが変わらなければ、いつしか人生が開けると、当てもなく信じていた ―


  2024/03/02 08:40 更新  
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二月

二十四日

少し久しぶりに朝から一人飲みに行く。難波の立呑屋、定番の赤垣屋である。朝から軽く瓶ビールをいただく。酒は好きだけれど酒粕はどちらかというと苦手だった。なのに近頃は粕汁を頼んでしまう。温かい味わいに、ほっと息をつく。隣の人は朝から日本酒の三合目。豪の者は市井に生きる。

東洋ショーへ。本日の香盤は、伊東紅蘭→青山ゆい→風花カフカ→小宮山せりな→橋下まこ。伊東紅蘭さんの一回目、美しく丁寧なのに、芯があって素晴らしいステージ。青山ゆいさんの周年作、晃生とはまた違って伸びやかで見応えたあった。

小宮山せりなさんはやっぱり凄い。勢いあるダンスも、肩の筋肉も、ループの回転も。でも一番凄いのは、一番引き込まれるのは、その表情。本当に楽しそうで、本当に魅力的で、そりゃこっちも笑顔になってしまう。

梅田に寄る。目的の品はなかった本屋で手帳を買う。いつも買う高橋の手帳。しかしいつもと違って地下鉄路線図がない。あれを眺めるのが好きだったのに。代わりにQRコードが在る。これを読み取れというが、何かそれって自己否定ではないか。スマホで見ればいいんだったら、そもそも紙の手帳なんて要らないんじゃないかと。

調べたら郵送請求できるらしい。分かりにくいその方法を突き止め請求する。「なぜ路線図がなくなったのでしょうか。ウェブで見れるようにするという解決は、じゃあ紙の手帳なんて要らないと言っているように感じます。今回は気づかず買ってしまいましたが、次もなかったらたぶん買いません」と書き足して。

梅田リラックマストアに寄ってみる。すみっコぐらしの売場面積の方が明らかに広くなっている。あいつらぜんぜんすみっコにとどまっておらん、どんどん進出してきやがる。領地回復のためには少しでもリラックマを買って貢献せねばと思うも、欲しいものはもう持ってるし、そもそもリラックマグッズが妙に品薄な気がする。こりゃレコンキスタは失敗に終わりそう。

帰りの電車が人身事故で止まってしまっているらしく、時間調整のためにぶらぶらと。コンビニで知らんお姉さんがイラストを指さして「キャッツ?」と尋ねられる。確かに微妙な感じだったので「メイビー」と答えたけど、いや、あんたこそ誰やねん。

とまれかくまれ……四結の予定が渋滞している。地元の入魂式とその準備もあるし、目黒あいらさんの周年週でもあるし、初鰹フェス(アイドルライブ)のチケットも取ってしまったし。これ以上の予定をさらに追加されて、もうどうしろと。

この週は運悪く親戚が亡くなるかも知れません。忌引って今から予定入れててもいいんでしょうか? [128227] web拍手する

二十三日

アニメ「86」を再び見た。やっぱり泣かされて、泣かされて。そして音楽がいい。特にエンディングの Avid がとてもいい。

十三日

キャンバス株ストップ安。

十二日

椎名ほのかさん復帰の知らせ。あの綺麗なステージが再び思うと、それだけで幸せな気持ちになる。贅沢を言えば、いつのデビュー作を菜園してくれたら嬉しいな。

踊り子さんは、十日連続の忙しい仕事である。それが連投となると、途中の移動もあるので、本当に大変だろう。しからば連投は二回まで、多くても三連投ぐらいまでで、間に休養を入れて行って欲しい。

十一日

那須方面を観光に回って、色々と美味しいものを食べて、たくさん飲んだ。楽しい。

今回学んだ知見として、新幹線の乗車券は一枚で一気に買って、特急券だけ分けて途中下車すれば、トータル料金がお得であること。

八日

鈴木千里さんの立つステージ__

一瞬で広がるその空間

一瞬で終わるその時間

暗転した劇場で、青空はまぶし過ぎて直視できない。だけどその一瞬、一瞬だからこそ、

この瞬間は永遠を刻む

五日

定時退社からあわてて車に乗り込む。途中でファミマでパンとコーヒーを買う。ブレンドのSを注文したけれど、間違ってMボタンを押してしまって、押した瞬間にアッと声が出てしまった。慌てていたのもあるけれど、いっぱいボタンあって分かりにくいって。意外とコップからこぼれず、ぎりぎりなみなみいっぱいで止まってくれた。店員に申告したらご容赦いただくことができた。

車でパンをかじりながら湾岸線を走る。走っていく。一瞬で広がるその空間、一瞬で終わるその時間。ベットに入ってからの手の動きが凄まじい。指先まで緩急見事で、思わず天井を見上げてしまった。

四日

場内ぎっしりと集まるファン。これだけの混雑は東洋でもなかなか見ないと思う。蒼さんと鈴木千里さんの合同周年イベント。正式にイベントをするだけでも珍しいと思う。すごくいい。暖かく美しい景色だった。

イベント後に写真集の販売イベント。初日買ったのを持ってくるのを(敢えて)忘れてしまったので、もう一冊追加で購入しサインをもらう。ゆきなさんも列に並んでいたような?

そういえば今日は受付でリラックマ違うと怒られてしまった。すみません、今日ぐらいは周年パーカーでお許しください。

三日

朝からウィンズでアートフォームの競馬を見る。四着。いや、直線を向いたときに騎手がもたついたように見えた。三着には入れたと思うのだが。

それから東洋ショーへ向かう。

そういえば初日、鈴木さんの周年グッズはまだ届いていなかったけれど、写真集が販売されていた。嬉しいけれど、嬉しいけれど、それが総集篇のほうに思ってしまってドキドキする。そんな感情を押さえつつ訪れる今日の東洋ショーは、なかなかの混雑ぶりで、千里さんの新作も二回目なので少し冷静に見ることができた。周年グッズもお渡し会ふうに頂戴することができた。ありがたし。

一日

休みを取ってある。しっかり早めに寝た。体調不良も戻った。そんな朝がくる直前に周年初日の夢を見た。多くの人達が集まってきて泣き笑い祝う。そういう気持ちのあふれる夢だった。その夢を現実にするために朝から向かう。

東洋ショー、二頭初日。月初の木曜ということもあった客入りは思ったより少ない。しかしそこから始まる演目の凄まじいこと、ただただ圧倒されるばかり。

春日えなさんがロボットのような動きで、いやたぶんロボットなんだと思いつつ、やがて美しく。こういう演目、好きだなあ。

久しぶりのゆきなさん。それほど久しぶりでもないかも知れないけれど、けっこうな頻度でお会いしていたので久しぶりに感じてしまう。演目自体が懐かしく、しかししばらく見ない内に、よりいっそう大人びた雰囲気になっていて驚かされる。

蒼さん、デビューのときから何度か見た演目を、その頃とは違って余裕ある雰囲気で。笑顔を見せながらのしっかりしたステージ、一周年といいつつ劇場出演は三週目。これからのどんどん魅力的になっていくのかと思うとワクワクしてくる。一周年おめでとうございます。

鈴木千里さん。一回目、今年始めてのステージにやはり鳥肌が立つ。いつも素晴らしいステージに感謝し、用意していた祝儀をお渡しする。二回目が新作、即ち十五周年作ということになるのか。色々と言葉が出ません。晴れているのに雨が降っているのかビニール傘を差す。美しいのに、嬉しいのに、どこか寂しいような不思議な感情に支配される。何だろう、お父さんが娘を眺めているような感情なのかも。いつになれば冷静に見られるのだろうか。十五周年おめでとうございます。あと、ひとつ結びの髪型が素敵でした。

白鳥すわんさんは、辰年にちなんであの有名漫画を題材にした演目を。盛り上がるし楽しいし、しかし題材のことを忘れるぐらいに、白鳥さんのダンスが想像を超えて鋭くきまってて、いや、もう、圧倒されるばかり。 [128014]

一月

三十一日

アニメ「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」は悶えさせられた。いやいやいやいや、高校生が一人暮らしして、さらに同級生も隣で一人暮らしって、幾ら何でもありえないしょうけど、いや、でも、萌えざるをえず。僕も駄目人間になりたい。ただの駄目おぢさんじゃなく。というかこの主人公が駄目人間じゃないのが、ね。

最近見始めた今季アニメ「佐々木とピーちゃん」、この設定に親近感が湧く。だって、就職氷河期世代のアラフォーおぢさんが、何とか就職できた中小企業でしがない日々を送ってるって。ほいでこっそり可愛いもの好き。僕はこっそりじゃなくて堂々と可愛いもの好きだけど。 [127950]

三十日

何か微妙に体調が悪い。咳が出るでも鼻が出るでもないのにしんどい。微熱はある。しかし微熱という以上にしんどい。急遽仕事を休む。たぶん体調不良で休むなんて何年ぶりだろうか? 風邪でもなさそうだし、内臓? 風邪よりもかえって怖い。

芦原妃名子さんの訃報を目にして心が沈む。ふと「死ぬこと以外かすり傷」という言葉を思い出す。検索してみたらデブ業界では「満腹以外飢餓状態」というと類語があって、思わず笑ってしまった。検索エンジンに癒やされる今日この頃。

二十九日

仕事で、新しいことや珍しいことを任せるとき、勉強になるからとか、経験になるからとか、そういうふうに言うのは如何なものかと思う。僕は言われて嫌だった。確かに結果として勉強になるかも知れない。でもそれは目的じゃない訳で、どうしたらちゃんとできるか、あくまで今の問題に全力で対処すべきだと思う。だからこういうときは単に、難しいかも知れないけど頼む、と伝えるべきだ。

二十七日

母の面会へ行ってから、映画を見に行く。実写版「ゴールデンカムイ」である。

良くてきていて何度か泣いてしまった。きっちり原作どおり描いていて全体的にクオリティ高かった。アシㇼパさんはもう少し背が低いイメージだったので、山田杏奈は大きすぎたかな。演技は良かったけど。

寅次の婚礼を眺める杉元……切なすぎる映像だった。

普通に続きそう。次は辺見ちゃんが登場するかな?

帰りに値下げされていた冬コートを買ってきた。今のお古をクリーニング出しても結構な値段になるので、いっそ来年のために新調しとこうかと。

二十五日

元々休みがちだったN君、体調不良という割に、出てきたら元気そうに見えるし、確かに痩せてきているようには見える。正直こんなに中途半端に出てきてもどうしようもないのだが。今週も月曜日から来ていない。どういうことだ。よく分からない。このままフェードアウトしてしまうのだろうか。

今季アニメ「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」はかなり面白いなあと思って見始めている。で、「悪役令嬢レベル99」もけっこう面白い。今季は悪役令嬢ものが豊作だなあと思っていて、

ふと、僕の中で悪役令嬢ものと言えば「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が原典だと思い出す。今季のアニメはとりあえず自分の強さがあったけど、ハメフラは違う。ただ前世の知識とゲームの知識があるだけで、その知識と持ち前の性格だけでどんどん自分と周りを幸せにしていく。そう考えると、やっぱりすごくいい話だったなあと思う。

二十二日

G1サラブレッドクラブが唐突に月額会費の値上げを発表。しかも月千六百五十円から三千三百円に倍増である。

これまで安かったので、そういう意味では理解できるが、そもそも入会するクラブを選ぶとき、会費が安いことを重視したので、やはり納得できない。しかも所属馬が余り活躍してない現状からすると……。

サンデーと社台の両方にだと会費が一つで済むことを考えると、むしろこっちの方が高いことになってしまう。幾ら何でもそれは理不尽な気がする。今の出資馬が引退するタイミングで退会を考えるかも知れません。

二十日

Dアニメストアに「serial experiments lain」があることに気づいて久しぶりに見た。たぶん初めて見たのは二十年以上前、前世紀だったはずだが、その世界にどんどん引き込まれていく。ここまで世界が確立されて、すっかり引き込まれていくアニメって、近頃ない気がする。今見てやっぱり凄い。インターネットがまだ一般に広まっていない時代の作品とは思えないクオリティで、今見ても新鮮であり、そして今ある現実を見事に予知してもいる。やはり素晴らしいアニメだった。

最近の夕食は野菜やら何やらをぶち込んでの鍋ばっかり食べてる気がする。結局これが一番簡単で一番旨いかも知れない。そして飽きない。

七日

体調はようやく戻ってきた。

朝からHさんとUさんと乗り合わせてインテックス大阪へ向かい、そのまま駐車場の乗り付ける。久しぶりにサークル参加で、Hさんのサークルと合体させていただいた。

今回も既刊と無配のコピー本だけだが、体調不良の所為もあって昨日にようやくツイッターで告知しただけなので、誰も取りに来ないと思っていたけれど、何人も来てくれて無配はなくなってしまった。もっと刷ってきても良かったかも知れない。中には既刊の感想でとても良かったと声かけてくれる方もいて感謝感激です。

一日

大晦日、除夜の鐘が聞こえて来る中、Hさんと待ち合わせして、歩いて神社へと向かう。一月の割には暖かい穏やかな気候だけど、それでもやはり寒い中、話をしながらゆっくり歩く。

日付が変わる十分ほど前に神社に着く。なかなかの人が集まっている。本殿の前の方から音頭を取って盛り上がっている声が聞こえる。酔った若者たちが騒いでいるようだ。そしてどこからともなくカウントダウンが始まって零時を過ぎた。

本殿の中央は人だかりでちょっと近寄りがたいので、端の方の臨時に開けられた扉から手を合わせる。破魔矢を買ってからおみくじを引いたら大吉だった。大吉だった。大吉だった。

一度寝て起きる。ここの所、寝不足なのでもっと寝るべきだったのかも知れない。少し体が疲れを感じている。素直にそれに従えばいいものを、せっかく元旦だからと、よく分からない自分のこだわりで東洋ショーへ向かう。

正月の東洋ショー、始まる前の本舞台が好きだ。中央に鏡餅、その両側に酒が供えられて、そこはかとなく厳かな雰囲気があって好きだ。そしてロビーでは振る舞い酒。樽酒を柄杓ですくっていただく。既に酔っ払ってふらついている人がいるが大丈夫であろうか。

開演。正月限定のフレンチカンカンで始まり、その流れから一番のひなた鈴の演目が始まる。この流れ、とてもいい。そして最後のあるきまいさんまで続く。見事なステージであった。

しかし流石にしんどくなってきたので帰ることにする。途中、電車に乗ってて気づかなかったけれど地震があったらしい。日本海側では大津波警報が発令されたらしい。新年早々、色々なことがある。

十二月

三十日

遠征の前の日は結局なかなか眠れない。

遠征の日は結局早くに目が覚めてしまう。

だったらいっそ早起き前提で日程を組んでしまえばいいんじゃないか、という趣旨の元、朝四時起床で車で出掛ける予定を組んだ訳だ。早く出れば出るほど渋滞も避けられる。経験上、一時間早く出ると二時間早く着く気がする。

ということで朝四時に目覚ましをセットして寝てみれば、午前一時に目が覚める。二時間ほどしか眠れてないじゃん。いやいや、もう一度何とか寝ようと試みる。少しは眠れたのかも知れないが、寝た気がしない。ふむ。

二時半、出発。四時過ぎ、亀山で休憩。ここにきてさすがに眠気が襲ってきたので仮眠を試みてみれば、何だかんだで一時間近く寝入った気がする。再出発。

何だかんだで十一時前ぐらいに川崎に到着する。うーん、とりあえず腹ごしらえもせにゃならんし、飲みに行くか。居酒屋に入ってがっつり飲む。既に幸せである。カプセルホテルにチェックインしてから向かうは……

川崎ロック座。今年最終日である本日の香盤は、白石さやか→小室りりか→ののか→水戸かな→鈴木千里→赤西涼。

年末のストリップ納めを鈴木千里さんですごくのはいつぶりであろうか。久しぶりである。そう何度もあった訳ではないけれど、やはり鈴木さんに挨拶をして一年を締めくくりたいという思いがある。

久しぶりに水戸かなさんの演目を見た。「画家の女」は和服を脱ぎ捨てて、脱ぎ散らかして、そこからドレスで自由に可憐に踊る。コンテンポラリーダンスであろうか、その溢れんばかりの情熱に圧倒される。素晴らしい。

そして鈴木千里さんの見事なスワンのポーズ。その美しさを、徐々に徐々にゆっくりと、ほどいていって、やがて消えていく。まるで一瞬の美しさが切り取られたように、その姿が今も心に残っている。

久しぶりのこういう感じの年末。やっぱりいい。こういう勢いにまかせた遠征、そして最終最後に観ることのできた演目。至高です。このステージを思って年を越し、来年への糧とします。 [127695]

二十九日

晃生ショー、本日の香盤は、目黒あいら→神崎雪乃→星乃結子→緑アキ。目黒あいらさん、堂々として、それでいて美しいステージ、やっぱり魅せられます。年末の挨拶を。そして明日引退の緑アキさん、引退を象徴する演目が、はかなくも綺麗で、最後は豪奢な衣装で。素晴らしいラストステージでした。

桜木紫乃の長篇「緋の河」を読み終わった。女言葉を使う男の子の物語である。最初は気づかず読んでおったが、カルーセル麻紀をモデルにした物語のようだ。話自体とても良かった上に、エピソードやセリフの一つ一つがそれぞれの輝きがあって引き込まれた。

例えば「世の中には、忘れられる人間とそうでない人間がいるのだ。」という言葉があった(P.257

この言葉がストンの心に落ちてきた。

僕もそうだ。肝心なことはすぐに忘れてしまうのに、失敗だとか人を傷つけてしまった言葉とか、そういうのをずっと忘れられずに殻に閉じこもってしまう。相手はひょっとしたら気にもしていないかも知れないのに、自分の中で反省して、後悔して、取り戻せなくて、取り戻す方法が分からくて、もう取り戻せなくて、そしてどんどん自分の殻に閉じこもっていく。

二十七日

前の休みにホームセンターで鍋を買ってきた。普通の片手鍋、ちょっと浅めの、IH対応のを。こいつで部屋でひとり鍋。プチっと鍋の元とカット野菜、牡蠣などぶちこんで煮込んで食べる。うん、これ最高じゃないッスか。

十九日

変な夢を見たなあ。シュタインズゲートの世界観で、何度繰り返しても妹を救えず、互いに苦しみが重なってやるせなさに支配される。そんな夢。なお、現実世界に妹はいない。

そんな朝、出勤してみればN君が休んでいるということである。昨日も休んでいたようである。そして差し迫る期限に、いやいっそ長期休暇に入ってくれればそういう対応がするのであるが、急に休んではまた来て、頑張りますと言ってはまた休む。やるせない。ため息も出るって。

夜、Hさんと飲みに行くいつもの焼き鳥さんで鍋をする。にわかに寒くなってきたのでお湯割りで鍋をつつくと堪らない。誕生日というとマスターが芋焼酎ボトルをくれた。ありがたいことである。

十五日

何か暖かい。生ぬるい風が吹く。冬の服装だと普通に暑い。何だこりゃ。

オートバックスのネットで注文したオールシーズンタイヤが届いたということで、店舗にて交換してもらった。ミシュランクロスクライメイト+で取付工賃込六万一千円ほど。なかなか高いが、なかなかいいかも知れない。乗り味は言われなければサマータイヤと変わらない気がする。

十日

昨日の朝、いや、まだ未明だっただろうか。ふと目が覚めてツイッターを開くと、あらきまいさんツイートが目に入った。退職届と題されたそれは五月頭で引退するとの報告であった。

九周年のときの雰囲気から思えばけっして意外ではない。でもまさかこんなに早くその日がくるとは思っていなかった。やっぱり、まさか、両方の気持ちが交叉して、それでもこうやって知らせてくれて、それだけで感謝しつつ、でも、もっと、まだ……。

そして鈴木さんが来年十五周年を迎えようとしていて、その周年グッズの案内に「節目の」と書かれていたことに、少しばかりびくびくするのである。けっしてそんなことはないと思いつつ、ぜったいないということはなく、いや寧ろ、いつかが決まっていないとしても、誰もがいつかは引退するということ、それは間違いのない訳で。

気を取り直し、法被代を支払いに地元の取りまとめの人の所へ。二万八千六百円。ちりめん仕様の両面染で高級品らしい。知らんけど。その後、少しばかりへ東洋ショー。

引退したら、荒木まいさんのオープニング映像、差し替わるのだろうか。普通に考えるとそうなんだろうが、やっぱり残して欲しい。私の東洋通いはこの映像とともに始まったから。荒木まいの名はここで覚えたから。我が儘なこととは思いつつ、思わずにおれない。

十二月とは思えぬ異様なあたたかさが支配する大阪の夜、夜空を見上げながら天満から西梅田まで歩いてしまった。 [127563]

九日

母の面会に行こうと電話をしてから向かっていると、折り返しの電話が掛かってきて、ちょっと熱がありましてと言われる。無理して行くこともないのでキャンセルする。

オールシーズンタイヤに交換しようとオートバックスに行くが混んでいる。オイル三百分待ちとかタイヤ百十分待ちとか表示されているので一旦諦める。ネットで予約してからこようかな。

千野屋で法被の採寸行う。やっぱりMでええやん。

七日

ティファールの卓上IH調理器を買ってみた。さっそく使い捨ての鍋焼きをしようかと思ったら使えなかった。なんでやねん。こういうのはIH対応と書いてても対応できないことが多いらしい。なんでやねん。


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #128580
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