或阿呆の日記

― 二人の思いが変わらなければ、いつしか人生が開けると、当てもなく信じていた ―


  2022/01/18 22:46 更新  
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一月

十七日

漏らしたという母の服を捨てるか洗うかして、

仕事はちょっとばかり変則的で、ちゃっちゃと終わらしてから、イオンで母の服など買ってから、堂々と婦人用ショーツを買えるようになってしまった今日この頃、種々の用事を済まして後に東洋ショーへ。

本日の香盤は、佐々木ひなこ→雨宮衣織→熊野あゆ→中条彩乃→樋口みつは。見応え充分。雨宮さんはしなかやで美しく。熊野さんはキレキレでかっこいい。樋口みつはさん、初見ですが、まとっている空気が好きだなぁ。綺麗なのに綺麗だけでなく、可愛いのに可愛いだけでなく。うん、二回目「ロンリネストーキョー」良き。

三回目、初めて来館したと思われる客のリアクションが新鮮で、特に熊野あゆさんの「BLACK」は照明も派手で見栄えも良く、雰囲気からしてまた再訪してくれるのではないかと。それだけで何か嬉しい。 [118969] web拍手する

十六日

せっかく歌舞伎町におるのだからと朝から野暮用を済ました後、渋谷ヒカリエへ。川上なな実写真展「すべて光」をさらっと眺めて、小説と写真集を購入。東京駅を経由して帰路につく。

十五日

新宿ニューアート、本日の香盤は、黒崎優→宇野莉緒→藤咲茉莉花→倖田李梨→鈴香音色→鈴木千里。すごくいい香盤。宇野さんはかわいいのにどこか退廃的で惹かれるなぁ。倖田さん、エネルギッシュでめちゃかっこいい。鈴木さん、ノリノリで楽しい。個人的には帽子から出てる左の前髪と耳がツボです……。

十日

今日は買い物もあるので車で出かけることにする。少しばかりイオンに寄ってから東洋ショーへ。ああ、いい香盤だなあ。ゆきなちゃんもやっぱりいいし、あらきまいちゃんも素晴らしいし。

榎本らんさんさんの「エーゲ海の深海魚」はけっこう衝撃的。ネタ演目っぽい始まり方なのに、更にネタっぽい衣装に着替えたはずなのに、何かかっこよくて、なぜか綺麗に思えて、ふと考えさせられる。何だこれ?

帰りにスーパー二店ほど回ってキャリーバッグを買う。税別三千八百八十円の安物であるが、そもそもピーチの機内持ち込みサイズってなかなか厳しいのである。合計115cmまでってのは普通なのに、長い辺が50cmまで。一般的な機内持ち込みは55cmまでなので、普通のキャリーバッグだとサイズオーバーという罠。まあ、もともと荷物は少ない方なので大丈夫っしょ。問題は重さかも知れない。

九日

車に乗り合わせてコミックシティへ。インテックスは久しぶりに人が居る。前にサークル参加したときはサークル自体がぽつぽつしかおらず、来客なんておるのかおらんのかというレベルだったが、そこそこの人が集まっている感じ。元通りというほどではないが、充分というか思ったより人がいる。ええこっちゃね。

三日

なんばウォークを歩く。クジラパークなるところにクジラ的なオブジェがある。正月ということでクジラ大明神などと銘打っているが、近代的なオブジェである。そこに真剣にお祈りする人がいた。本当に真剣に。大明神だもんな……。

先日のリラックマ福袋で何年かぶりにモスバーガーを食してから布施へ移動。コンビニで飲み物を物色していたら、前のおっちゃんがワンカッブ大関miniを買ったと思ったら、その場で一気飲みして捨てて出ていった。さながら栄養ドリンクが如く。

晃生ショーの新春興行へ。寿式三番叟から始まる舞初め。本日の香盤は、漆葉さら→神崎雪乃→宇佐美なつ→水咲カレン→浜崎るり。漆葉さんは何か雰囲気がいい。すっかり魅せれてしまう。神崎さんは相変わらずいいステージ。宇佐美さんはこれぞストの楽しみっていうノリで、おじさんお酒が進んじゃったよ。

振る舞い酒があって、なぜか知らんおっさんと乾杯してしまった。酒はかすがい。 [118732]

二日

地元の神社へ初詣に行く。今年の破魔矢をゲット。

近所のスーパーは正月休み。駐車場で子供が凧あげしててほほえましい。

家の前に古いボロアパートがあって、たまにそこにキレイなベンツが止まっている。ボロアパートに似合わぬ小粋な兄ちゃんが近所のスーパーでビール買ったりして。この正月も止まってて、そこにあるドラマを勝手に想像してしまう。セカンドハウス? 隠れ家? もしかすると愛人?

人生はドラマチックだ。

桜木紫乃「それを愛とは呼ばず」読了。薄暗く湿っぽく、まとわりつくようなペーソスが漂っているのに、美しく綺麗で、それでいてそこはかとなく色香が漏れ出してくる。様々な人間模様が交叉する素晴らしい小説でした。

小説はドラマチックだ。

wavmp3に変換するのにlameを使っている。フォルダ内の全wavを一括して変換したいがどうしたらよいか。ちょっとグーグル先生に探してもらい、今更ながらコマンドプロンプトのforコマンドに巡り会えた。例えば、

for %f in (*.wav) do lame "%f"

のように使うようだ。早速バッチファイルを作成:

@echo off
echo usage: wav2mp3 ^<artist-name^>
echo.
echo for %%f in (*.wav) do lame --preset cbr 160 %%f --ta %1
echo.
for %%f in (*.wav) do (
 start /belownormal /min lame --preset cbr 160 "%%f" --ta %1
 echo %%f
)

ちょっとばかり見た目にもこだわって、こんなもんかなと。

ちなみに今日も母親が情緒不安定。情けないと泣き始めたり、うーん。 [118711]

一日

朝から溶かすだけの白味噌を溶かす。餅を入れてのお雑煮。ふむ。

東洋ショーへ初詣。ステージ中央に鏡餅。厳粛な気持ちになる。スタートは5名によるフレンチカンカン。うん、やっぱ正月はこれ。新春興行は東洋一色、榎本らん→ゆきな→伊東紅蘭→椎名ほのか→あらきまい。え、あ、うん、ゆきなさんは東洋じゃない? まあ、でも正月ですし、細かいことは。

トリプルオープンで今月引退の榎本さんがゆきなさんに話し掛けると、ゆきなさんから大粒の涙が溢れて、何かその涙がすごく透き通って輝いていて、見ているだけでこの心が浄化されていくような心持ちになる。

十二月

三十一日

朝から近所スーパーへ。明日からの正月休みに備えて買い出しをする。その後、Hさんと合流して近所の同僚の家へ。第三子が生まれたので出産祝いを渡す。上の子が膝に乗ってきたり、立ち上がると抱っこしてと手を伸ばしてくる。可愛いなあ。なぜか昔から子供によく懐かれる気がする。なんでじゃろ。

昼から部屋の整理をしたり、今年一年の振り返りをしたり。夕刻に次兄夫婦が来て、仏壇に供え物をしてくれる。そういえば今日は父の命日でもある訳で。母の現状を伝えておく。

年越しそばを食べて酒を飲む。あゝ、日常ではあるけれど、その日常も紙一重。紅白など見ておったら階下から呼ぶ母の声。トイレで動けなくなっていた。筋力低下の上に体重が増えて自分の体を支えられなくなっている。これ、気づかんかったら凍死するんではないか。生きるも死ぬも紙一重。

大晦日。それはたゞ人が定めた区切りでしかないけれど、だからこそ人は身づから嵌めた枷に縛られる。故にそっと今年一年を振り返る。

去年から引き続き新型コロナ(COVID-19)の影響の大きい一年であった。元旦からすっからかんの電車。一時な毎日何千人もの感染者を出して。病気そのものよりも病気を巡るあれこれに踊らされる日々。

他方、株価は順調に上がっていく。日経平均も吹き上がったけれど、それ以上にアメリカ株がどんどん上昇する。一部の者が富を増やし、大勢の者が実質的な財を減らす。まるでそれが仕組まれた歯車のように。まるで、なのか、本当にそうなのか。それは一部の者の中の更に一部だけが知る。

一方で競馬は、競馬場に入れなかったり、口取りはできなかったり、出資馬の成績は振るわず、たゞ馬券の売上だけが伸びていくのを眺めるばかり。京都競馬場が改修中で、色々と変則的になってしまった一年であった。

そういえば趣味の方面はまさかの展開を見せて、Hさんに誘われるまま同人イベントへ行き、ついでにコピー本をなどを書いている内にまさかのサークル参加、ちょっとしたBL本を出してしまう始末。まさかこの身に腐男子を呼ばれる日々が訪れようとは誰が想像したであろうか。

仕事の方は四月から異動のために配置が変わり、慣れぬ仕事、慣れぬ人間関係、次々と病休が生み出される、そういう意味では生産性の高い職場において、余にいったいどうしろと、という日々が始まった。年末まで来たが未だに立ち位置の分からないまゝ、仕事納めの日まで所在なく職場をさまよっている。

ついでに今更ながら気付かされたことに、意外と発言力があったみたいで、ちょっと冗談交じりで言った言葉にまで反応され、真に受けて考えたり動いたりする人がいる。いや、ほんと、こりゃ不用意に発言できないよ。たゞでさえ息苦しいのに、色々と息の詰まる職場である。

それよりもしんどいのが母の問題である。認知症、筋力低下、体調不良、投薬のミス。そしてコロナワクチンの副作用。様々な要因が重なって春から一気に調子を崩した。医者が興味を示す遺伝病も疑われるような、妙な動きを不随意運動を繰り返し、衰弱のために入院。一時は延命しますかなどとまで尋ねられる。その際にある兄弟のあれこれ。病院そのものよりも煩わしく。持ち直して退院したけれど、その後にも当然に続く介護が待っている。介護のしんどいのは、頑張っても元気にならないということ、本人が死にたいなどと言うこと、何を目指しているのか分からないこと。介護の果てに最悪のケース……が生ずるのを理解できてしまう。

なお、ストリップに関しては別記事「ストリップ総括」にまとめた。

こう書き連ねると暗い話題が多い。それと同時に多様な出来事があったと思う。何だかんだで無事に過ごすことができた。それは良いことである。うん、良いことである。そして来年はもっと良い年になる。 [118676]

二十五日

朝から母を病院へ。近頃、また弱ってきている。自分で立ち上がることも困難になってきている。その後、デイサービスへ送り届ける。

種々買い物をしてから家に籠もって年賀状を認める。基本的にこれまで書いてきた人にだけ出して新規は設けず。徐々にフェードアウト気味。

夕食後、珍しくというか久しぶりに車で出かけることにする。そういえば昔はこういうふうによく出かけていたなあと思い出しつつシネコンに。昔に比べてバイパスが通ってすんなり到着。

かくして劇場版アニメ「呪術廻戦0」を見てきた。金掛かってんなあという見事な作画と演出である。うん。やっぱ映画はいいなあ。

その後はこれまた久しぶりスーパー銭湯。やっぱり大きい風呂はいいなあ。

二十四日

Hさんに連れられて牡蠣を食いに行く。牡蠣づくし。土手鍋、酢牡蠣、牡蠣造り、牡蠣飯、エトセトラ、エトセトラ。もちろん日本酒を忘れずに。

二十日

榎宮祐「ノーゲーム・ノーライフ」第十一巻を読んだ。久々の新刊である。作者が体調を崩していたらしい。まあ、そういうときもあるさね。でも新刊が出たので嬉しい。三年ぐらいの空きなんてぜんぜん待っている内に入らない。何十年クラスで続編が出ない本もあるので。いやもう二度と続きが出ないであろう本もある訳で。

榎宮先生がツイッターで人の顔を覚えられない、親の顔さえ判別つかないときがあると言っていた。僕もどっちかいうと人の顔を覚えられないので全く同意する。人間なんてみんな同じ顔だし、最近はマスクで隠しているからますます分からん。みんなどうやって判別してるんだ? 榎宮先生ですら分からんのだと思うと少しばかり安心する今日この頃である。 [118519]

十九日

朝五時起床。間もなく出発。まだまだ暗くて寒い。京奈和道を走っていると車外温度計が零度を指す。こりゃ寒い。御在所あたりから一気に雪国の風景、路肩に雪が残り、田畑は真っ白になっている。

パーキングのコンビニに寄る。コピー機で優馬を出してみる。関西では売られなくなったから、仕方なく初めてコピー機で出してみた。縮小版と原寸版が選べたので原寸版にしてみたら真ん中で分割されていた。これは見にくい……。さりとて縮小版だと字が小さすぎるように思うしなあ。

かくして中京競馬場へと至りぬ。この競馬場へ来るのは約三年ぶりかも知れない。前回はブランシェット号を見に来た。今日はもちろん第四レースに出走するベニテマリ号を見に来た訳である。コロナが所為で多少の制約はあるも、すっかり人も増えてにぎやかな感じがする。ええこっちゃ。

レースはまあ、うん。スタートは見事でした。ハイペースで逃げ過ぎて最後は一気に沈んでの十六着。うん。帰ろう。

帰り道、自衛隊の車両をよく見かけるなあと思っていたら、いきなり戦車が合流してきた。ぬっと出てくる砲塔を見てさすがにびっくり。後で知れべたらたぶん十六式機動戦闘車だと思う。戦車ではなく戦闘車みたいだが、素人にもはまさに戦車。ド迫力。これで百キロ以上出るんだ。すごい。

十八日

昨夜は久しぶりにカラオケではしゃいじゃいまして、それでもちゃんと七時に起きてしまうところがおっさんのおっさんたる所以でありまして、洗濯などしつつ、母親を起こしてショートステイの準備をして送り出す。平和である。

昼から出かける。駅にてN君と合流して歩いて文化会館へ。Hさんのベリーダンスを見学した後、お好み焼きを食って帰ってくる。充実である。

十一日

人生で初めてキンブレを持ち、心斎橋某所へと潜入する。やはりというか案の定というか、見知った面々がそこにはいた。当然ながらこの中では私が初心者の部類であるまいか。人生においても観劇歴においても圧倒的に先輩の方々である。

慣れぬキンブレを振りながら、いざ始まってみれば、途中から登場する三人目に……その余りの美しさに、あすかみみさんだと気付くことすらできずに、その鋭い所作に、やっぱりあすかみみさんだと気付いて。

三年ぶりに見るみみさんは、変わらず元気そうで、バニーな耳をつけていて、変わらず綺麗で、そういえば最後の言葉は「お元気で」と思い出し、踊ってみればやっぱり輝いていて、かっこよくて、躍動感に富んで、控えめに言って大好きで……交わした約束のメロディーが始まると色んな感情が溢れて、涙が溢れてくる。

八日

故あって近頃BLなど読んだり書いたりするようになって、一部では腐男子ではないかと疑いを掛けられており、しかし書いている時点で充分にどっぷり腐男子であるなどと評されつつ、断じてそうではない、ただ色々なジャンルを嗜んでいるだけであると自分では思っている今日この頃、縁あって小説を読み始めてその素晴らしさに惚れ惚れしつつ、そのエロさに興奮しつつ、ああこの世には読んでも読み尽くせぬほどに物語があって、それでもその片隅に小篇を並べてみたくなるのもまた縁というもので。


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #119062
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