或阿呆の日記

― 立ち止まってもいい。戻ってもいい。前に進むだけが人生じゃない。 ―


  2025/06/02 21:48 更新  
案内
或阿呆の戯言
ストリップ紀行
ライブ探訪
無限アニメ
読書歴
されど我が詩集
表飾れる片言隻語
文語おぼえちやう

六月

一日

久しぶりにアイドルのライブへと行く。梅田amHALLにてfav me単独を見る。中本こまりさんを見るのは一年ぶりぐらいだろうか。やっぱり笑顔が素敵で、こっちまで笑顔になってしまう。しかし……チェキ券が二千円って、高いなあ。

でもね、ふと、思い出す、あのステージ。

やっぱり鈴木千里さんのステージが忘れられない。

あの所作の一つ一つの丁寧さ、音楽に寄り添うような美しいダンスの調べ……いま一度、この目で見たい。あの感動に足を踏み入れたい。 [132397] web拍手する

五月

三十日

酔った勢いで、最近のストレスに我慢できずに、本当はしゃべっちゃいけないことまで後輩にしゃべっちゃって、そしてそのまま酔った勢いで、家になだれ込んで、後先も考えずに……やっちまった。

二十九日

社員が企画して、社員が説得して、社員が段取りして、企画に従って会社を前に進めるのもまた社員。いくらいい企画だろうと、社員が納得できて社員にとっていい結果にならんのだったら、結局は前に進まない。

人を動かすが組織を動かすということだ。

二十七日

立ち止まってもいい。

戻ってもいい。

前に進むだけが人生じゃない。

二十一日

近所のスーパー、本当に米がなくなってきて、とうとう今日は米コーナーが餅で埋められていた。

まあでも、米がなければパンを食べればいいんじゃない? いや、スーパー的には餅か。

十七日

アベマの「消えゆく文化?日本のストリップ」を見たけれど、とりあえず、ひろゆきって何の深みも発展性もない発言の繰り返ししかせんな……。例えばネットではそういう映像が溢れているという現実が指摘されてもそれには全くノーコメントで。なぜネットのそれを放置して、ストリップには「パンツ履けばいいじゃん」としか言わないのか。

履いたらストリップじゃないやん。

例えば夫婦別姓を求めている人に「結婚しなけりゃいいじゃん」と言うのだろうか。それは単なる思考停止であって、そりゃ議論にもならん訳で。

それはそれとして、アニメ「チ。 ―地球の運動について―」全二十五話を見終わった。次々と人が死んでいく壮絶な物語であった。

地動説は確かに異端思想なのかも知れない。故に異端審問官が正義の名の下に取締を行う。でも間違いなくそのステージには感動があって、人は、人の心は、動かされる。今だからこそ、「チ。」を見て、色々と考えさせられた。

エンディングテーマ曲、ヨルシカの「アポリア」に惹き込まれて、それはまるで蒼稀子さんが自由に伸びやかに踊っている姿が目に浮かぶようで。

あと、オクバデは公式設定と思う。

十一日

コンビニに寄って自動車税と固定資産税をお支払い。冬のコートと背広上下をクリーニングに出してから買い物へ。シャープの除湿機CV-R71-Wを税込二万二千円で買ってみた。これで梅雨時期の洗濯物が乾かせる、か?

七日

仕事が終わって急いで家に戻り、車に乗り込んで天満を目指す。おそらく今日が楽日となるだろう東洋ショーへ。入場直前、明日から営業停止処分八ヶ月となることを知る。

何もかも浄化された先に何が残るのだろう。汚濁も騒音も、生きるってことの一部と思うけど。だからこそ嬉しいも美しいものもある。

入場すればたくさんの人達がいる。間違いなく時間が押すだろう。終電を気にしなくてよくなるので、車で来て良かったな。知った顔も多い。いつも見かける人、久しぶりに見る人、そしてあの日、その場にいた人もたくさんいる。スタッフも皆いる。

最終回、場内ぎっしりと詰まった観客が、息を呑む音も聞こえるほどの集中力で舞台を見つめる。魂の叫びにも似た渾身のステージ。汗が弾け、思いが弾ける。

最後の最後に、所属の二人が、本来の形でのステージ、力を尽くして舞う。そうだ、これだ。これが東洋ショーだ。だけど、ダブルオープンで踏み込まれたあの日を思い出し、少しばかり不安になりつつ、今年最後のダブルオープンを眺める。ああ、何て綺麗なんだ。

今日が終わりじゃない。

ストリップは、終わらない。 [132080]

四日

ゴールデンウィークが休めたし、ホテルも確保できたし、これは呼ばれた気がして、早朝に家を出て、愛媛は松山、ニュー道後ミュージックへと。やはり温泉場、独特の雰囲気がある。

今宵も目黒あいらさんが、かっこよくて、綺麗で、そしてエロくて、素敵でした。

神社に参って神様に手を合わせ、ストリップに詣でて踊り子さんに手を合わせる。遠征は今年初になってしまったけれど、やっぱり旅は楽しいな。

三日

この連休は休めたけれど、微妙に仕事が忙しくって、割とこの先の土日も予定が埋まってきてて悲しい。そんな連休初日、とりあえず朝から赤垣屋で立ち飲む。クジラ刺しがあったので頼んでみる。やっぱり臭くて苦手かな。哺乳類だからね。

そして東洋ショーへ。本日の香盤は、木葉ちひろ→永澤ゆきの→早乙女らぶ→椎名ほのか→ひなた鈴。素晴らしいメンバーの素晴らしい演目が続く。

例えば永澤ゆきのさんは、テンポよく小気味よいダンス、そして素敵な笑顔で、自然とこちらも笑顔になる。そうそう、これです。ストリップの楽しさを再確認させられた。

椎名ほのかさんの四周年作は、透き通るような美しさと、でも負けない芯の強さがあって。くるくる回るターンが綺麗で、何よりのびのび楽しそうに踊る姿に感動。四周年、おめでとうございます。

ひなた鈴さんの新作は、まさに。最初、六つ目の化け物の気ぐるみで登場、それを脱ぎ捨てて最後は踏みつけて終了。勢いよいダンスと負けない強さ。何か感動した……。

フィナーレもいつもと違う雰囲気でかっこいいけど、このフィナーレって、昔、正月のオープニングでやっていたように思う。だとしたら、それを今するということは、次の正月は休館中ということなんだろうか? [132064]

二日

「知らないんですか、フリーレン様。酒は百薬の長なんですよ」

四月

二十八日

焼き鳥屋さん。聞こえてきた女の子の声が、

「私、けっこう、うんこ好きなんよね」

二十六日

昨日は飲み過ぎた。しかもビールばかり飲んで体に悪かったように思う。しかも備えてしっかり寝ておかねばならんのに、夜中の午前三時、裏のスーパーが火災警報をけたたましく鳴らして叩き起こされる。たぶん誤報だったと思うが近所迷惑も甚だしい限り。

そんな朝。気候は確かに爽やかだけれど、体調は爽やかではない。寝不足の上に二日酔いかも知れない。でも洗濯をして用意をして電車に乗って出掛けるは布施へ。いつも通り先に晃生ショーの席を確保する。開場直後だったけれど最前列は取れなかったが、まあ、充分いい席だろう。そしていつも通り小西酒店で迎え酒に大瓶ビールから白ワインである。

晃生ショーは十二時十五分に開演。なかなかの人混みの上、六人香盤で時間が押しつつ。目黒あいらさんの十七周年作は、大きな馬が出てきて度肝を抜かれる。見上げるベットショー。かっこいい。ともかく十七周年、おめでとうございます。

テッペン越えのプンラス。劇場を後にしようとしたら、受付の階段で座るつきみちゃんを見掛けた。どうしたのだろうね。

もはや終電も終わってしまったので、乗り合わせてタクシー移動。一時ぐらいから飲み始めて、二時半ぐらいに合流して、一次会が始発の始まる午前五時過ぎまで。そして二時間が八時過ぎまで。もはや時間感覚が分かんないですって。

でも、本当に靴に押しピン入れるとかあるんだ……。

そういえば、あいら姐さんが左利きということに今更ながら気付いた。本人にも今更?って言われてしまったけど、私も左利きなので、何か嬉しい。

十九日

すっかり暖かくなって、むしろ少し暑いぐらいか。Hさんにアルミ缶を二袋ぶん渡してから自転車で実家に向かう。三時間ほど掛けて伸び放題だった生垣の剪定を行う。都合、八袋分のゴミが出た訳で。

かなり遅い昼ご飯を食べたからイオンに向かう。ユニクロで背広一式を買ってみる。意外といいかも知れない。ホームセンターとスーパーに寄って帰宅し、ついでに家のベランダ外の草抜きもしてみる。

十六日

楽天ETCカードが届いた。同時に未支給年金の通知も届いていた。

それはそうと、先日CPU等々を換装してWindows11に対応したつもりだったけれど、どうもブートモードがUEFIでないと駄目らしい。今はまだWindows10のままでいいけれど、一応、将来に備えて対応しとこうと思って調べてみると、どうもディスクのパーティション形式をMBRからGPTに変換すればいいことが判明。しかもmbr2gptコマンドで簡単にできるらしい。ということで、方法1: Windows回復環境でMBR2GPTを実行する(推奨)をそのまま実行してみたら、存外短時間ですんなり変換できた。

十四日

ホワイトマンデーと言うよりも、頭ん中が真っ白で、燃え尽き灰色月曜なのかも。

少しいい椅子が欲しいと思っていくつか座ってみる。ニトリのOC708Nがいいと思ったのに、品切れで再入荷がかなり先みたい。思い立ったときに買わないと、買いたい熱が冷めてしまいそうなんだけど。

アニメ「平家物語」を見返して思う。これが勝者源氏視点でなく、滅びゆく平家の物語で、だからこそ勝者でも敗者でもなく、祈りの尊さが美しいのだな、と。

十日

中国って国には、どちらかゆうとマイナス感情持ってるけど、トランプ関税に対して徹底抗戦する姿勢はかっこいいと思ってしまった。

昨日の午後に日経買うか迷って結局買わずじまい。買ってれば良かったけど、これは誰にも予想できんわな。トランプの相場操縦相場やん。

トランプ「世界の市場に対する中国の敬意の欠如を踏まえ」って、あんたが一番、世界の市場に対する敬意が欠如してますやん。

六日

「明日、私は誰かのカノジョ」読み終わりました。心をえぐってきて、こんなに読み進めるのに疲れる漫画はなかなかないかも。結局、人はみんな一人で生きて一人で死んでいくんかな……

五日

久しぶりにシアリスジェネリック買いに行ったら、まんまとまとめ買いがお得と言われて、三十錠プラス十錠おまけで計四十錠も買ってしまった。

で、鳥刺しで昼飲みしてから東洋ショーへ。坂上友香さん、ステージを優しく包み込むように、のびのびと落ち着いて、美しく舞っていて。周年おめでとうございます。小宮山せりなさんは、今日もパワフルで、ほんと楽しそうに踊ってて、すごく元気もらった。

週明け本当にブラックマンデーなんかな? とりあえず電車は動いて欲しい。もういっそ、関税24%に対抗して、消費税24%にしちゃえば?

四日

基本的に、初恋とか最初に出会ったとかに憧れるし、後から登場したら何か横から奪われたようで腑に落ちないんだけど、

「無職転生」は最後に登場したエリスが小さくなってるのに何か腹が立って、だって一緒に旅して、ツライも楽しいも共有して、守るも守られるもそれだけじゃなくて、共に歩んだエリスが、やっぱり一番と思う訳で、

そう思ってたけど、

ルーデウスにとって、エリスが最初で、エリスが最後の女性、

それはやはり甘美で至高なんだと納得した__


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #132827
– ここは https://www.gaikotsu.jp/ です。リンクはご自由にどうぞ。
– 全てのコンテンツの著作権は香倉外骨に帰属します。 無断転載はご遠慮下さい。
Copyright © 2000-2025 Kagura Gaikotsu (e-mail: ). All rights reserved.