或阿呆の日記

― 二人の思いが変わらなければ、いつしか人生が開けると、当てもなく信じていた ―


  2019/01/24 20:01 更新  
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壱月

弐拾日

長くなったので別ページに移動しました→「あすかみみ」 [100394] web拍手する

拾九日

最近、出費が多いと思いつゝ、本日も買い物をする。中川政七商店へ行き、BAGWORKS MESSENGERMANとてメッセンジャーバッグを税別九千四百円で購入。一泊二日ぐらいのスト旅に最適と思われる。 [100300]

拾四日

今の眼鏡は六年ほど使っていて、さすがに傷んできたので新調することに。JINSへ行き、ドライブレンズを指定。税込一万八百円。通常レンズと違い、受け取りは来週となる。

拾参日

淀屋橋アパホテルでの目覚め。まだ昨日の余韻が残っている。心地よい疲労感。しかし今日は晃生ショーに行こうと思う。近くにありながら未体験の劇場へと。

最寄駅は近鉄布施駅となるが、淀屋橋出発なので、御堂筋線から千日前線へと地下鉄を乗り継いで、新深江駅で下車する。とりあえず腹ごしらえをしようと散策していると結局布施駅の前まで来てしまう。まだ開いていない店も多く、結局は餃子の王将へ。後で知ったが、割と近くに、中華そば光洋軒、中華そば住吉などがあり、高井田系と呼ばれて有名らしい。次はこれを食したい。

コンビニで酒を調達してから晃生ショー劇場へ。入口正面にある券売機で早朝料金五千円の入場券を買う。こゝに居るテケツのおっちゃん、ストリップ劇場には珍しく愛想がいゝ。外出できないので買い物は大丈夫ですか、などとアドバイスまでくれる。大丈夫と応えてから階段を上がる。受付は一階だが、ステージは三階にある。

場内に入る。小さめの本舞台、花道なし、でべそが一段高くなった回転盆。天井は低い。ステージの小さゝの割に客席が広い。そしてこれまでに見たことがない不思議な座席配置で面白い。すべての席が独立した椅子になっていて、盆を囲むように同心円状に三列配されている。一列目、二列目、三列目と徐々に高くなっていて見やすい。そして椅子の後ろのスペースも広いので、立ち見もしやすいこと間違いない。椅子は五十ほどだろうか、しかし立ち見も含めればキャパは大きい。

三十人ほどの客入りのなか、懐かしいブザー音とゝもに第一回目が始まる。案内やら注意事項の放送で昭和な感じを満喫できる。コーセーコーセーと連呼する何とも云えないBGMが、哀愁を通り越して浪漫を描く。場内の雰囲気と相まって、いかにも昭和という空気がたまらない。暖房が効きすぎて暑いぐらい。この空調ガンガンな感じも昭和であるまいか。

そんな晃生ショー劇場、本日の香盤は、葉月凛→目黒あいら→黒井ひとみ→水咲カレン→望月きらら。

一番手、葉月凛嬢。先月のシアター上野が初見で今回が二回目。独特のキャラに思う。このメンバーになるとやはり見劣りするかな。動きが硬い。妖精の衣装は素晴らしい。

二番手、目黒あいら嬢。今回、晃生に来ようと思ったのは目黒あいら嬢が出演しているからにほかならない。十一月に広島で見てその素晴らしい踊りにすっかり見惚れた。一回目が和の演目。広島で感動したけれど、やはりこじんまりした晃生だとちょっと映えないかな。儚げな表情と相まって素晴らしい。二回目は洋の演目。これも広島で見たのと同じもの。切れ味の良いダイナミックなダンスを披露。たゞその勢いの所為か盆の絨毯じゅうたんがめくれ上がってしまう。途中でかぶりの客たちが引っ張って直したけれど、直しが甘くてやっぱりめくれる。それでも何とか演じるあいら嬢。三回目は初めて見る演目。これも格好いゝ。相変わらずあいら嬢は素敵である。

三番手、黒井ひとみ嬢。八月の栗橋以来二回目。何だかんだでどこかで見た方に会うようになってきた。それぐらいスト通いが定着している所為だろう。面白くて分かりやすい演目、例のヤクルトも健在である。

四番手、水咲カレン嬢。初見。なかなかグラマラス。何か昭和な感じがして、この劇場の雰囲気と合わせて、いゝ味を出している。

五番手、望月きらら嬢。初見。凄いテンション高い。可憐な見目みめに、安定した舞、加えてこのノリノリの受け応えを見れば、なるほど人気なのも納得である。毎回、ポラ列が長く続く。

以上、一回目から三回目まで。各回終了後にフィナーレあり。その後、集合ポラのコーナーと、不定期販売の回数券。今後のために回数券を購入しておく。

全体的に香盤には大満足なのだが、少し気になる点、それは客層かなあ。ぐだぐだリボンとか、ずれまくりの爆音手拍子とか、意味不明な差し入れとか、後ろの席でのくしゃみとか、この辺がちょっとばかり辛いかも知れない。私も酒を飲みまくっているので、けっして上品とは云えないけれど……。

拾弐日

小雨の降る中、これから止むと信じて、傘を差さずに駅へ向かう。鞄に日本酒を忍ばせる。最近よく飲む日本盛の大吟醸ボトル缶である。蓋を閉め直せるのがいゝのよね。

と歩いている途中で眼鏡をしていないことに気づく。さすがに眼鏡なしでの観劇は難しいので、取って返して家に戻る。これで乗る電車が更に一本遅れてしまった。

午後二時過ぎ、天六に到着。通い慣れた道を急ぎ足で進む。コンビニで更に燃料を追加補充。

かくして東洋ショー劇場へ潜入する。本日の香盤は、橋下まこ→藤咲茉莉花→雨宮衣織→大見はるか→あすかみみ。ロック祭。入場は一回目の四人目、大見はるか嬢の終わりかけ。予想通りの混雑で当然に満席。立ち見もかなりの人数が居る状態。二回目などは立ち見も凄い人数になっていた。三回目からは割と空き始めて、そこそこの席に座って見ることができた。

先ず橋下まこ嬢。十月中以来の二回目。デビューして半年も経っていないけれど、なかなかの落ち着いて洗練された踊りを披露してくれる。たぶんかなりのダンス経験があるのだろう。もう少し人気が出てもいゝと思うのだが。

二番手、藤咲茉莉花嬢。一応、十二月結に浅草で見たようだが印象に残っていない。事実上の初見である。和も洋も素晴らしい。特に和の演目は選曲も渋くていゝ味を出している。

三番手、雨宮衣織嬢。九月結が初見で、十二月結の浅草ではやはり印象なし。いやあ、なかなかリズミカルで格好いゝ。結構和風な顔立ちながら、洋楽に合わせてステップを踏む姿に惚れ惚れする。

四番手、大見はるか嬢。もう結構な回数を見た堕天使である。大見ちゃんはいつ見ても可愛いし、頑張っている感じがして好きだな。演目は、アイドルみみたん、カテキョ。カテキョは十二結に川崎でも見た演目。で、アイドルみみたんはその名前のとおり、あすかみみ嬢から譲られた演目である。

最後は、あすかみみ嬢。昨年の七月が初見で今日が七回目。そして今週で引退。ダイナミックかつ変幻自在で多彩な舞は、ストリップかくあるべき、一つの完成の域に達していると評すべきであろう。泣き喚こうと、別れ惜しもうと、今週で最後となる。本日の演目は、みみオング、結、本日が初出しのラスト作「カラフル」の三個出し。他にも見たい作品は数あれど、充実の名作揃いである。引退とあって毎回ポラ列が凄まじいことになる。折り返して反対側の壁際を伝って更に並んでいる。こんな並んでいるのは初めて見た。

二回目のフィナーレ終了後、ロビーにてあすかみみ写真集販売イベント。フィナーレが終わったばかりのみみ嬢がクロックスで登場する。その歩いている姿を見て、すごい小柄であることを知る。舞台で大きく見せるので、もっと大きいかと思っていた。この体からあの力強い動きが出ているんだことをしみじみ思う。四千円を握りしめて販売の列に加わる。目の前でサインを入れてもらい写真集を受け取る。

三回目のフィナーレ終了後、ロビーにて、橋下まこ、藤咲茉莉花、雨宮衣織のスリーショット撮影会。これも五百円と安いので一枚撮影する。参加者でじゃんけん大会があり、三名がサイン色紙をもらえる。あいこが何回かあった後、一気に人が減って私を含めて四人が残る。じゃんけんに弱いので、珍しい展開である。四人中三人がもらえるなんて取ったも同然と喜んでいたら、案の定、負けてしまって何もなし、仕方なし。

そんな幕間を挟みながらの四回目。全く時間を感じさせない名演が続く。大見はるか嬢のアイドルみみたん、そして最後、あすかみみ嬢のオングへと続く。何か涙が出てきて、自分でも知らん内に、実はあすかみみ嬢の虜になっていたようで。

ダブルオープンで一緒に腕を振る。終了後、緞帳から覗くように見送る二人を見ながら劇場を後にする。 [100195]

七日

ふと気付けば、この日記も二十年近くやっているのか。一応の開始日が西暦二千年ということになっている。毎日は書いてないけれど、なかなか結構な分量を書いたことになる。殆ど読者はおらんと思うが、まあ、日記だしな。

二千年と云えば二千円札。最近めっきり二千円札を見ない。見ないとなると欲しい。欲しいけどぜんぜん回ってこない。どうしたら手に入るのだろう? 当時ローソンのATMで下ろしたら二千円札が出てきたけど、今や全く出てこない。平日の昼間に銀行に行くしかないのかな。ちょっと難しいかも。銀行によっては在庫ないという噂。

先日、H氏の新車ダイハツ・タントを運転した。乗り心地もいゝし、運転し易いし、最近の軽は凄い。されどウィンカーが糞。本当にうんこ。「ワンタッチターンシグナル機能付方向指示スイッチ」というらしいが、勝手に三回点灯とか、点灯し始めたら消せないとか。ほとんどリコールレベルの欠陥品に思った次第。

我が愛車ヴィッツも初めての車検。三年で四万一千キロほど走った。地球一周したことになる。うん、もっともっと乗ろう。 [100042]

五日

昨夜は地元の居酒屋へ。この店は高校の同級生がやっている。と云っても高校時代は全く関わりがなかったけれど。今は常連。

ふと入口付近に団体客。一人は顔見知りだが、ほかゞ分からない。何となく見たことあるなという面々。関わらずにおったけれど、酔ってきた一人がこちらに挨拶に来る。はじめまして、同級生の○○です、と何ともよく分からない挨拶を受ける。どうも同級生の集まりらしい。まあ、余の高校時代は暗黒時代だったからねえ。ぜんぜん知らん面々となる訳だ。

さて今日はストめ。交通費の節約のため、下道で天満へ。東洋ショー、本日の香盤は、渚あおい→ゆきな→清水愛→荒木まい→水元ゆうな。

ゆきな嬢は先月の川崎以来。相変わらず切れ味と明るいテンション。西洋風の背広男性三人組をポラ撮影していた。さすがである。清水愛嬢も同じく川崎以来。久しぶりにT氏を見る。こゝ一年ぐらい見ていなかったような気がする。相変わらず独特の空気感を放っているな。

とそんな感じで軽く見て、帰りは高速で。今年も良いストリップを。 [99990]

壱日

正月。

年々弱ってくる母の姿。

その人生が何であったか。たゞ子育てをしたゞけ。その先はないと思う。

その先。余に返せるものは何もない。感謝を伝えた所で、行動で示すことができない。こんな莫迦な息子で申し訳ない。申し訳ないけれど、どうしようもできない。

明けましておめでとうございます。

今年もよい酒と、競馬と、ストリップとゝもに歩めますように……。 [99914]

拾弐月

参拾壱日

父の七回忌。多少の手違いもあって特に何をするでもないが、珍しく仏壇の前でりんを打つ。涼やかな音が響けば、線香の前で手を合わせる。いつまでのそのが続く。

気付けば大晦日。今年一年が終わろうとしている。単にそれは人が勝手に設定した暦の区切りでしかないとしても、それに縛られるも又、人の定め。人が人を縛り、されど縛られてこそ人は気負いなく生きることができる。

この人生で何ができたのか、何ができないのか、それを知ることも又人生であるまいか。日に日に限りを知り、打ちひしがれ、最後には独り死んでいく姿を、思う。それを寂しくないとは云えない。けれど強がる必要もない。ついには誰もいなくなるのだから。

だから今年も、存分に酒を呑み、競馬に燃えて、ストリップを愛した。

今の余には、それしかない。

いや、こんなにも、ある。たくさんある。こんなにも楽しくて、美して、奮い立たせるものが、溢れているじゃないか。

これも皆、それに携わる人々のおかげである。中には苦しい思いをしている者もいよう、不本意な結果であった者もいよう、病や災いに苛まれながら生きている者もあるかも知れない。にも関わらず、旨い酒がこの身にしみてくるのは、それに携わった人々の結実である。

本当にありがとうございました。

感謝とゝもに、来年も良い年でありますように。 [99886]

参拾日

昨日はスト納めをした。

ならば今日は競艇しかない。住之江競艇へ行く。案の定、勝てない。自分の博才のなさに感嘆せざるを得ない。明日は博打はしないことにしよう。今日が今年の負け納め。寒いわい。

ならば明日は飲み納めかな。酒と競馬とストリップと。競馬じゃなくて今日は競艇だけど。

アニメ「ゴブリンスレイヤー」全十二話を見た。第一話の衝撃にまんまと引っ張られて最後まで見た訳だが、なかなかうまくまとまった作品だった。単にゴブリンを倒すだけという題名どおりでありながら、見どころ充分で、何よりオープニングの入りがかっこいゝ。見応えある佳作。 [99871]

弐拾九日

昨年に引き続き、年の瀬をストリップで過ごそうと、東洋ショーを少しばかり覗くことにする。今年は一気にスト沼に陥ったなあとしみじみ思う。

さて、そんな東洋ショーだが、プロジェクター設備が新しくなったように思う。オープニング映像の荒木まい嬢が横長にならなくなっている。そんな本日の香盤は、青山ゆい→鶴見つばさ→浜野蘭→椎菜アリス→せいの彩葉。つばさ嬢の切れ味が凄い。アリス嬢はめちゃかわいゝ。浜野蘭嬢のものゝけ姫では、プロジェクターで映像を重ねていた。こんな演出は初めてだ。

ついでにプリカを追加購入。 [99849]

弐拾参日

運良く有馬記念の指定席に当たってしまったので、中山競馬場へ初訪問する。

船橋法典駅で下車。割と長い地下道を歩いて競馬場内へ。予想通りなかなかの人混みである。何より全体的に狭い。パドックも観客席もコースも小さい。シアター上野の同じ感想だな。もちろん規模は段違いだが。狭い上に人が多い。つまり人がゴミのように人混みとなっている。

そんな下界の様子を眺めながら、指定席でゆったり高みの見物。横のおっさんに会釈しておく。あまり深入りはしないが、あちらさんも日本酒を飲んでいるので、負けじとこちらも日本酒をば。馬券はぜんぜんなので、こちらがメインですと強がりを云ってみれば、呑まなやってられんとの返事。

馬券はぜんぜんだったが、最終レースまで観戦して退散。

船橋法典駅は人が渋滞して、駅に入るまでに何十分も掛かるとの情報があったので、京成の東中山駅まで歩くことにする。小雨降る中、列をなして道を歩く。傘もなく、財布も空っぽで、この時期にしては寒さはましだけれど、身も懐も寒ければ、心も寒くなる。

浅草駅で下車。コンビニATMでお金を下ろす。吉野家で牛丼を食う。なかなか寂しくなっちまう。しかし東京の店は吉野家もコンビニも外国人ばっかりだな。こういう街を見ているとなるほど移民政策などという議論が出てくる訳だ。

で吉野家の隣は浅草ロック座。伊沢千夏引退公演「LAST SCENE」を見ることにする。シアター上野とは正反対のきらびやかで洗練された世界がそこにある。たゞその演題からも想像させられる通り、全篇が別れをテーマにした寂しい演目が続く。美しいんだが、テンションが更に下がってしまうわ、こりゃ。やっぱストは馬鹿騒ぎしたいよなあ。

弐拾弐日

仮眠を挟むも徹夜で運転、明けて川崎ロックを最終回まで見たので、さすがに今日は眠い。少し寝坊をしつゝ起床。

川崎から上野へと向かう途中、ありがちな土産でも買おうかと東京駅で下車する。東京ばな奈ってけっこう高いんだなと保留。散策しながらリラックマストアを覗いていると、プリントクッキーが売っていたので、うん、これでいゝやと購入する。職場へはこれを配ることにしよう。

再び電車に乗り上野へ。クッキーは駅のロッカーへ収納し、迷いながら上野公園の南側へと歩いていく。思ったより時間が押したので、コンビニで酒を買ってからシアター上野へ。

初めてのシアター上野。事前情報でかなり小さいと知っていたが、なるほど店構えからしてなかなかの雰囲気である。細長い雑居ビル、この外見からだけでもその狭さが容易に想像せらるゝを、更に地下へ伸びる階段にその文字通りアンダーグラウンドな雰囲気がぷんぷん香ばしく匂ってくる。

その先に何が待っているのか、期待と不安にさいなまれながら階段を降りれば、そこに受付がある。料金を支払えば目当てはと尋ねられる。とりあえず御幸奈々ちゃんと応える。奈々ちゃんね、という何とも云えない返事。何だよ、この雰囲気。平成も終わろうとしているのに、こゝは完全に昭和である。もう既にかなり楽しくなってきた。

奥にある暖簾のれんをくゞる。おゝ、狭い。幅は四メートルほどであろうか。正面に舞台があり、そこから短い花道、回転しない盆がある。周辺に駅のベンチのような硬い椅子が並んでいる。かぶりの正面向きから四席の三列、後は両壁に沿って十席ずつほど。開演前だが二十人ほどの来客であろうか、空き席もあるけれど、狭さ故にぎゅうぎゅうに感じてしまう。もちろん天井が低い。ミラーボールもあるけれど、真ん中では邪魔になるから端に寄せられている。確かにストリップ小屋と称すべきだわ。

そんなシアター上野の今日の香盤は、三枝美憂→相田樹音→葉月凛→山口桃華→御幸奈々。なかなか平均年齢の高いメンバーとなっている。

一番手、三枝美憂嬢、初見である。なかなか面白い選曲だが、いかんせん動きが硬いかなあ。照明設備も最小限である。終わるとポラタイム。デジカメ方式で一枚五百円。舞台下手(左側)に列を作ることになるが、列を作る程の場所もないぐらい狭い。お互い譲りながら撮影する。撮影が終わると近くの客にデジカメを受付へ持っていってもらう。いわばセミセルフ方式。オープンショーで終わり。

二番手、相田樹音嬢、この方も初見。なかなかのベテラン具合でプレゼント攻勢を仕掛けてくる。完全にクリスマス演目。途中で新体操のリボンを活用する。初めてみる小道具だけれど、ダイナミックで美しくてなかなかいゝ。回転しない盆だと自分で回らないと駄目だから大変そう。けれど壁に手を伸ばしたりと、狭いのを活かした動きを見ることができる。

三番手、葉月凛嬢、またまた初見。これまでの高齢具合に見慣れてしまうと若く見えるけれど、それでもデビュー十年選手。なかなか面白い演目で、箸休めと云えば失礼かも知れないけれど、ちょっと目先を変えることができて良い。

四番手、山口桃華嬢は、先月の広島以来で、この方も訪問の目的の一つ。やっぱり楽しい演目が続く三個出し。タンバリンが響く。楽しい。高齢のリボンさんがリボンを飛ばす。飛ばせるほどの距離もないけれど。

トリの五番手、御幸奈々嬢。夏の栗橋以来であるが、相変わらずのキレキレの激しい舞を披露。ともかく勢いが凄い。そして可愛い。さすがの切れ味で完全に魅了される。ベットショーで高齢リボンさんのリボンが奈々嬢に落ちる。浅草だったらつまみ出されるような大失態である。しかし奈々様は動じずに寧ろリボンを持ったまゝ踊り、立ち上がりもリボンを回しながら締めくゝる。これがデビュー二十七周年を超える実力か。心が打たれた。

毎回フィナーレがあって、その後に集合写真千円やビール販売などのコーナーが有る。トイレが一つしかないので早め早めの用足しが望まれる。

こんなふうに素晴らしい時間を過ごしていると、いつのまにか早くも四回目。もう客は一桁しか居ない。しかも寒い。震えながらラストまで観劇する。

上野、素晴らしく楽しい街。 [99761]

弐拾壱日

酒と競馬とストリップ、これらすべてが、駅から歩ける範囲に凝縮された、素晴らしい街。それが、川崎。

二十日。仕事から帰宅して少しだけ仮眠。深夜、車を走らせる。高速三割引を利用して、東へ、東へ。流石に夜通し運転する元気がなく、途中のサービスエリアで仮眠。十二月にしては暖かいけれど、それでもなかなか冷える。少しばかり対策してきた。まずは腹巻きの中にカイロを貼る。そして両の足首にも貼る。これがなかなか効き目あり。そして毛布を被って丸くなる。思ったよりは寒くない。窮屈なので姿勢を変えつゝ、何とか三時間ばかり寝ることができた。

二十一日。車内で目覚めると外はまだまだ暗い。冷えた体をホットコーヒーで温めながら、更に東へ、東へ。さすがに渋滞知らず、順調に向かうことができる。東名川崎から川崎駅前へ。ちょっとルート設定が悪かったか、この間でけっこう時間を要し、十時過ぎに到着。ホテルの場所等を確認の上、駅前などを散策して街の雰囲気を知る。腹ごしらえをしてからいよいよ……。

十二時前、今日の目的地、川崎ロック座へ入場。浅草ロック座のイメージがあったので思ったより狭くて古びている。東洋よりも狭く老朽化した感じがするも、天井は高めでこれならエアリアルできそう。花道の席が斜め前を向いている。この形は盆が見づらい欠点があるけれど、舞台にぴったりくっつけてある。後で座ってみたが、寧ろかぶり席よりもかぶっているかも知れない。ものすごい近い。これはすごい。

そんな今日の香盤は、ゆきな→清水愛→秋月穂乃果→大見はるか→桃瀬れな→真白希実。この香盤に惹かれて川崎遠征を思い立った訳で、まったくすきのないメンバーが揃っている。

秋月穂乃果嬢。初日一回目の周年作。カオナシの姿で登場。登場後の展開が予想外だが、相変わらずエアリアルティシューが格好いゝ。色違いで二重にする所など面白い。ポラ時に大きな声で、これからだからと云っていた。確かに見てゝ思うに、まだまだ動きがぎこちない。あゝ、秋月嬢は本当に努力の人なんだな。こんなにぎこちない動きから、少しずつ、少しずつ、何度も繰り返す内に、滑らかになっていくのだろう。そう思うだけで胸がいっぱいになる。

対して真白希実嬢。今日が誕生日。事前にストーリーを読んでいた新作「君影草すずらん物語」は、これが初回と思えぬ完成された作品で、ぐっと見入っては、背景を思って涙が出てきた。

一回目終了後に外出。ホテルでチェックインしてから再び劇場へ。ストで途中外出を初めてした。二回目途中から再開。

二回目の秋月穂乃果嬢は、ぽにょ。見慣れた演目で安心して見ていられる。先程は別の所に意識がいって見えてなかったけれど、背中にかさぶたがあって痛々しい。繰り返すが、本当に努力の人なんだな。ポラ時に受け取った「裏ほのか便り」、営業の仕事ですごく共感。余も一年で辞めてしまった故に。

桃瀬れな嬢。二回目と四回目は「笑顔百景〜れなきー」。このノリノリのアイドル演目、大好きだわ。三回目のピエロでは帽子をかぶせてもらい、もうこりゃ楽しいわいと。単純なもんで、こんなことでこんなにも嬉しいとは。

ふと見渡すと場内は満員で立ち見もかなりの人数に。よく見かける顔の方も居て、こういう方たちはどれだけの頻度で通っているのだろうと思う。色んな劇場で何度も見るのだから。

ちょうど花道を挟んで逆にいる人に見入る。どこか思いつめた表情。何より大学時代の同級生にそっくり。マスクをしているので判断に迷いつゝ、その人ではないかと何度も思案する。声を掛けようかと思いながらも、他人ならば恥ずかしいし、向こうも声を掛けてこない。思案していると、そうだ、小指があると気づいて、別人であることを確信する。昔、耕運機に挟まれたとかで小指がなかったんよね。

などと思っている内に夢の時間は終了。途中外出したが、オープンからラストまで堪能した。川崎ロック座は素晴らしい所であった。 [99735]

拾参日

先週の飲み会でのこと。後輩同士が結婚を前提に付き合っているとの情報があった。もちろん余には妬み、そねみ、ひがみ、そんな感情は一切あるけれど、そういう次元を超えて、負け惜しみを含めて、お前に娘をやらんとて親の気持ちになってしまう。

今幸せは分かっとる。そんなことはどうでもいゝ。将来に渡って幸せにさせられ続けるのかと説教と垂れる。我ながらなかなかのおっさんぶり。

途中で横に居た若い男客らが混ざってくる。どうも余のことを課長さんでしょうとか云ってくる。幾ら何でもそこまで年嵩としかさではないわい。先程の言動の所為だろうかね。

さて珍しく物欲が出てきた。マイクロフォーサーズ用の交換レンズSGIMA 56mm F1.4 DC DNである。中望遠の明るい単焦点。何とも硬派で甘美な響きじゃありませんか。美しい明るい単焦点。結婚式でのポートレートにも使いやすいと想像する。欲しいなあ。 [99501]

九日

昨日土曜は仕事。その後、同級生の忘年会で焼き肉。肉食ってからのラーメンって、みんな元気やね。

さすがに寝不足気味だったので今日は昼前まで寝て、ちょっとばかし東洋ショーを観劇。やっぱりプリカは最強だわい。気持ちはロハで入場できるんだもんな。 [99401]

六日

ぺらぺらにへたった煎餅布団に別れを告げ、新たなふかふか布団が導入された。これで暑いぐらいの夜を過ごせる。

G1サラブレッドクラブから、出資馬インコグニートの17の写真が送られてきた。そうか、去年ケイトの16の写真よりおよそ壱年。壱年が早く感じるようになっちまったね。ケイトの16改めブランシェット号同様すくすくと育っておくれ。 [99332]

弐日

母はちょっと快復したかな。

朝から庭の枝切りをする。珍しく働いた。昼からはスーパー銭湯であったまる。以前はありがちな休日の過ごし方だったけれど、めっきり久しぶりの気がする。競馬とストリップの所為かな。充実しとるわ。

昨日の東洋ショーで、ストリップ初心者とおぼしき若い男性二人組が居たけど、このメンバーでこの香盤だと面食らったゞろうな。ぶりぶり渚あおい、かわいゝ三村妃、妖艶で定石の有沢りさ、意味不明超絶の武藤つぐみ、トリのキレキレあすかみみ。何か情報量多すぎ。これ見てストリップをどう捉えるか。

さて、よしながふみ「大奥」第十六巻を読んだ。今回も相変わらず感涙。人の強さ弱さ、わがまゝも汚さも、丁寧に描かれているからこそ、その中の優しさであるとか、報われぬ悔しさとか、もう溢れてしまうよなあ。 [99239]

壱日

昨日は天満で飲んだ後で東洋ショー楽日。やっぱり鈴木千里さんが素晴らしい。何だろう、けっして派手ではないのに、ちょっとした所作がすごく滑らかでなまめかしい。ぐっと見入ってしまう舞。ちぃ様すごいわ。一推しになってしまいそう。

今日は朝から母を連れて電気屋へ。エアコンやらガスコンロやらを買い替える。何か慣れないことして疲れたのか、その母が調子を崩してしまった。少し心配。

さて本日も東洋ショーへ。香盤は渚あおい→三村妃→有沢りさ→武藤つぐみ→あすかみみ。あすかみみ嬢は安定の切れ味。で武藤つぐみの三回目を見たが、何だこれは! もはやストの概念を飛び越えて、一つの世界を生み出している。闇から光へ、たゞ回転しながら飛翔していく。眼前に繰り広げられる異次元の狭間を、圧倒され呆然と眺めてしまった。 [99213]


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #100414
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