トップページ / されど我が詩集
暗闇を愛して 暗黒の世界を目指して とうとうやってきた常闇の国 静かで 落ちついて 何のしがらみもないはずだった だけど常闇がこんなに暗いなんて 思ってもいなかった どんなに目を凝らしても全く見えない 嗚呼、かくも暗くては 明かりの許へもゆけぬではないか 闇で生きるも 宿命なりか
香倉外骨(2001/01/11)
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