トップページ | されど我が詩集

手錠

ドレスのゆらめき
指先まで込められた思い
思いと照明が集まって
一体化する場内
いのちの輝きを目の当たりにして
生き続けることを許された気がした

生きるってつらくて悲しいことばかりだけど
それでも人って綺麗なんだと
楽しいこともあるんだって

あの美しいステージは幻じゃない

香倉外骨(2024/11/22)

/ 目次 /


制作・著作/香倉外骨  2024/11/22初出
無断転載を禁じます。リンクはご自由にどうぞ。
Copyright © 2024 Kagura Gaikotsu. All rights reserved.