表飾れる片言隻語
- 2015/06/10 人生とは叶わぬ夢の紡ぐ物語であって、苦しき涙の果てに至る登山である
- 2015/05/11 悪魔を殺した僕達は、今日も生き物を殺して、旨い旨いと食っている
- 2014/12/29 そうやって「いつの日か」が来たことなんて、いつあったのだ
- 2014/09/08 人生は生きるか死ぬかの二択、丁半博打が如く、一か八かで生きるに張ってみる
- 2014/01/30 そう、恋してたんだ、インフルエンザウイルスに
- 2014/01/19 或いは百年待たなければならないとしたら、僕は何歳まで生きればいゝ?
- 2013/06/11 一緒に踊ろう。地球が回ることを辞めても、僕達はずっと一緒に回っているんだろう。
- 2013/06/10 故に片道切符であるからと嘆く必要はない。殆どの場合は往復する。きっと帰ってくる。
- 2013/06/04 いっそ雨に濡れて泣き叫んでしまえ、さすれば天より落ちる歌声に慰められるものを
- 2013/06/03 言葉に操られ、弄ばれ、苦しみ、叫ばされて、今日のこの日も暮れる
- 2012/09/20 凍らして、抱き殺してしまうこの身を、恨んで感謝する
- 2012/05/14 また同じ失敗をする。きっと、する。
- 2012/04/01 一緒に居るだけで楽しかったのに、二人で居ることがこんなにもつらいとは
- 2011/12/10 過去が足を引っ張り、社会が壁を作って、前に進めない
- 2011/11/30 何とか生きて、生き続けて、死ぬよりも苦しく生きて、それでもやっぱり
- 2011/07/08 美しくも縛られた世界に我々は生きている
- 2011/06/19 そなたが描く未来に、希望があるならば
- 2011/05/22 ならば死してなお在り続ける契りを結ぶであろう
- 2011/03/27 届かないとしても、ひょっとしたら思いだけでも伝わると信じて
- 2011/01/31 ならば余が、たゞ一人、最後の一人となっても求め続ければ
- 2011/01/05 こゝろ傷つき泣き濡れて、それでも僕たちは生きて未来に失望する
- 2010/09/13 求めても求めても届かぬ願いを、届け届けと天に頼む
- 2010/09/05 あなたが壊れてしまって耐えうるほど強くない、ともに壊れて来世で生きようか
- 2010/04/04 皆して笑うがいゝ、嗚咽を掻き消すぐらい嘲笑って欲しい
- 2010/02/13 追い詰められた人が、人がどうなるか、あなたは知っているか?
- 2009/12/31 時は、待とうと待たざると、過ぎる。生きようと死のうと、過ぎる。
- 2009/12/24 云っても仕方ないとしても、云うことで伝わる思いもあるだろう故に
- 2009/11/01 その道を行こう、雨の中を。共に生きて、共に濡れよう。
- 2009/10/28 何を待って何を失う、何を守って誰が傷つく
- 2009/10/18 今も幸せやけど、これ以上は望んだら、あかんのかなあ
- 2009/09/22 二人で積み重ねたこと、二人が失ったもの、二度と戻らない、二度とやり直せない
- 2009/08/02 泣いても泣いても、流しきれない思いを、謝っても謝っても、許されぬ思いを
- 2009/06/29 そんな器用に生きることは私にはできない
- 2009/06/08 私には力がない。正義もない。だけどたとい弾劾されようとも、この道を生きることしかできない。
- 2009/04/05 許して欲しい訳じゃない。たゞ、せめて認めて欲しい。我儘を云うことを。
- 2009/03/23 そう、僕たちは、歩いたこともない道を歩いている
- 2009/02/01 生きている限り苦しめば、死なぬ限り楽しいであろう
- 2009/01/17 何かを得て、何かを失う。それが一日を過ごすということだ。
- 2009/01/11 ずっと好きとか、そんな根拠のない未来を、信じてみる気持ちになる
- 2008/12/24 いったい僕たちは何を失くしてしまったのだろうか
- 2008/12/08 素直になったと思ったら空回りで、賢くなったと思ったら時機を逃して
- 2008/11/17 何かを切り落とすとは、何かを失うことなのだから
- 2008/10/17 好きとか好きじゃないとか、よっぽど大事なはずなのに
- 2008/08/21 名前のない孤独の社会を、僕は今日も生きている
- 2008/06/22 されど確かに、後世に継がれるものが、繋がり往くものがあると、余こそ信ずれ
- 2008/06/11 きっと君たちは、目の前で人が助けを求めていたって、その苦しむ顔を撮って満足しているのだろう
- 2008/03/11 何か、深海にあって光合成する生き物のような、何か
- 2008/02/20 この文章が恒久のミームとなって、語られずとも語り継がれる
- 2008/02/18 もう、光に届かぬとしても、天の美しさを知ればよし
- 2008/01/18 誰にとって利益があって、誰に対して不利益があるのか、それを知れ
- 2008/01/07 そなたの感触やぬくもりが肌から肌へと伝わって、そなたを知る
- 2008/01/01 海より広く、山より動じず、空より透き通っていなければならん
- 2007/07/16 願わくは、夢の食い物にされぬようにと、夢の始まりを忘れないようにと
- 2007/04/13 真っ白になってしまった世界を、もう一度、色鮮やかに
- 2007/04/02 生きていける。きっと、生きていける。
- 2007/01/20 得がたい事の口惜しさを、手に入れざる事の遣る瀬無さを、奪わるゝ事の悔しさを
- 2006/11/01 消したい思いも、哀しい出来事も、やっぱり忘れたくは、ない
- 2006/10/16 この涙も、この思いも、朝露となって、こぼれ落ちるのだろう
- 2006/09/12 深く沈みて見放されても、余の味方であるに変わりなし
- 2006/08/27 つまり人は外に何も生み出せないから子を産むのだ
- 2006/08/21 敵が羨む程の、味方さえ呆れる程の、莫迦騒ぎをするが良い
- 2006/08/20 欲しいと、欲しいと、欲しがってばかりいるのに、たゞ見ている
- 2006/07/28 覚えている約束を破るのと、覚えてない約束を守り続けるのは、どっちが馬鹿なんだろう
- 2006/06/27 それでも敢えて復讐の道を往く尊い鼓動に、千の賞賛と、万の嘲罵を
- 2006/06/17 未来は、たとい決まっていたとしても、知りえない
- 2006/05/13 独り歩き続ける、まるで歩くことが目的かのように
- 2006/04/23 雨に濡れてゆくは、この涙を隠すが為に、この渇きを潤すが為に
- 2006/02/27 人は人の言葉しか、機械は機械の言葉しか、理解できないのだから
- 2006/02/04 たぶん人間が滅びたって、社会が無くなったって、やっぱり空は青いまゝなのだ
- 2006/01/23 本音と建前、本道と抜け道、白と黒、境界はいつも曖昧で空っぽなのだ
- 2006/01/18 雨落つる音あれど、涙流るゝ音ぞなき
- 2005/12/27 寒いけど、要らない。寒くなんてないから。
- 2005/12/17 花だけが、冷たくも優しく、余を包んでくれる
- 2005/11/12 救うのは簡単で、救われるのも簡単で、感謝の言葉だけが困難なんだろう
- 2005/10/20 光を知らなければ眩しくもない、空気を知らなければ息苦しくもない
- 2005/06/13 けれど私は知っている、叶わぬ夢の美しさを、報われぬ汗の清々しさを
- 2005/05/30 或いは、妖精が赤い血に染まれば、満たされた感情を初めて覚えるのであろうか
- 2005/05/16 折角の恵みの雨だ、傘など差さず濡れて歩こう
- 2005/04/24 彼は、白い翼の代わりに、暗い哀愁を背負うと決めた
- 2005/03/17 きっと花が咲く、正しさの無い未来に向けて
- 2005/03/14 選ばれし者だなんて、僕の人生を勝手に決めないで
- 2005/03/03 雪に濡れた大地を、重たい雨が乾かしてゆく
- 2005/02/17 もっと束縛を、もっと不自由を
- 2004/12/12 もっと悲劇的な運命を背負っていれば、人に自慢する事が出来たのかも知れない
- 2004/12/06 謝罪あれば許しうる程に、余の汝を避けておらぬが故に
- 2004/11/25 いろいろなことに諦めをつけてしまわないように
- 2004/11/21 いろいろなことに諦めがつきますように
- 2004/10/30 頑張っても無い奴に頑張ってるねなんて云われても
- 2004/10/12 人は時として、つめたい雪にもぬくもりを感ずるのである
- 2004/09/20 涙は、ずっと未来に、雲が重さに耐えきれなくなったように、降ってくる
- 2004/09/01 金魚は金魚すくいの為に生まれて来た
- 2004/08/23 余の流した涙は、飢えた妖魔の乾きを濡らす
- 2004/08/14 後悔しているという事は、それだけ生き方に責任を持っているからだ
- 2004/08/12 悪臭に嘔吐しながらでも、汚い体を抱きしめよう
- 2004/08/03 誰だってダイナマイトを見たら人殺しの道具って思うよね
- 2004/07/25 善か悪かなど、甚だ危うい天秤の上で量られる物に他ならない
- 2004/06/29 たぶんずっと、人は争ったまゝ互いに傷つけ合って、消えて行くのだろう
- 2004/06/15 背中に背負う足跡を、消してしまいたいと思うのは、これから先を見渡すため
- 2004/06/01 いつも心に太陽を飼っていれば、ずっと晴れた気持ちになれるだろう
- 2004/05/30 たかがそれっぽち人生なら頑張らなくても構わない
- 2004/05/08 尊敬される人間になんてならなくていいよ
- 2004/04/12 マーケットは落ちていない、この手で作るもんや
- 2004/04/05 次の職は何にしようか、そうだ、作家になろう
- 2004/03/28 不様な泣き虫だったとしても
- 2004/02/29 渡り鳥もいつかは我が家を持つのかも知れない
- 2004/02/12 働くって存外楽しい事なんだね
- 2004/01/10 さあ、動き始めた、もう一つの人生へ
- 2004/01/04 しばらくそっとしておいて下さい、なんて云ってみたくなる気分
- 2003/12/16 兎と傷を舐め合うような、そんな犬が居てもいゝじゃないか
- 2003/12/07 秦楚之路であっても、七日間の涙があれば、転機が訪れるのだ
- 2003/12/06 疑いもなく芸術的な因果の流れに身を任せて
- 2003/11/29 この田分け者めが!
- 2003/11/16 みんなが思っている程、僕は強くなんてないから
- 2003/10/19 しかしながら必然の結論に意義を唱えつゝ
- 2003/10/05 また今年もこの季節がやってきた
- 2003/09/21 もう何も見えない
- 2003/09/12 傷を舐め合った所で何も代わらないとしても
- 2003/08/31 もうこの世から逃げ出してしまいたいのは、私が弱いからだろうか
- 2003/08/25 だとしたら空は、一年中青いのも、分かる気がする
- 2003/08/16 そうか、その手があった、そんなことさえ忘れていた
- 2003/08/12 この暗澹とした感覚は、何も個人的な妄想に留まらず、この家の上に覆い被さっている
- 2003/08/09 そうやって赤い頭巾を被っても、狼は狼
- 2003/08/02 深海に沈んだ財宝をサルベージしてみたら
- 2003/07/24 権威主義に塗り固められた人格の崩壊
- 2003/07/18 さあ、明るく元気に悲しみの歌を歌おう
- 2003/07/10 自己嫌悪に自己満足を感ずる己に吐き気を催しながら
- 2003/07/06 たゞ死への回廊を周り続けているだけなんだけど
- 2003/06/29 人は自分という人間を、演じ、演じ続け、演じ疲れて死んでゆく
- 2003/06/23 恵みの雨に濡れながら、恵みの無い地を這って生きる
- 2003/06/22 ほら、恵みの雨だ、恵みの雨が降ってきたよ
- 2003/06/16 泣いてばかりいても伝わらないけど、涙さえ出ないのはもっと嫌だから
- 2003/06/02 どれだけ天知らぬ雨を流しても、この感激は終わらない
- 2003/05/28 想像は自由であり、自由は創造を生む
- 2003/05/24 なぶり殺しにした運命は、怠惰な奴隷に翻弄される
- 2003/05/18 光に照らされた可愛い悪魔が闇に沈んだ醜い天使を救う
- 2003/05/14 だから僕たちは未来の無い世界を歩いて行くしか無いんだ
- 2003/05/07 堕落した天使なんてものは、所詮、喜劇に過ぎない
- 2003/04/27 これからの天使には、可愛い堕落が訪れるのだろう
- 2003/04/25 どうしても笑っていたいんだ、せめて皆の前ではね
- 2003/04/20 発せられた陰口の数だけ、仲間はどんどん減っていく
- 2003/04/14 心臓の鼓動を、ふと一週間ほど忘れていた
- 2003/04/05 これより出発する君たちへ、困難に失意する君たちへ、そして自分自身へ
- 2003/04/04 結論とはいつわりの真実であり、いつわりは時に説得力を有す
- 2003/04/01 孤立とは基本的には感謝であり、旅立ちとは即ち孤立する事である
- 2003/03/25 希望とは着飾った劣等感であり、劣等感とはいつも幻想である
- 2003/03/24 勝利とは厄介な快楽であり、運命とは幸運の反復である
- 2003/03/19 どうしてもだなんて、いつから僕はこんなに身勝手になったんだろう
- 2003/03/16 春の闇とぼとぼ歩く帰り道、今日が終わりて今日が始まる
- 2003/03/14 情熱の消え行く先は、目指すべき楽園か、死に果ての空虚か
- 2003/03/11 私の罪は決して許されないけれど、あなたの罪を許す事ならできよう
- 2003/03/06 決意あらねども時は来たれり、我が身の果つるまでに、全てを為さん
- 2003/02/24 ほのかに赤く染められた唇に、そっと指を添えて、ずっとそのまま
- 2003/02/13 人間は考える阿呆である、そしてあなたは 515 人目の考える阿呆である
- 2003/02/06 汝の濡れた肌は、異様なまで滑らかで、そして次第に乾いていく
- 2003/02/04 神木より滴る雫が、余の衣を濡らす夢、余が心の澄んで行くを感ずるなり
- 2003/01/31 そうやって傷ついた振りなんかしても、誰も手を差しのべてくれないよ
- 2003/01/25 先にそなたの待つなれば、たとい獣道でも、夙に此の手で我が道と成さん
- 2003/01/18 古里に背を向けて飛翔し、止まっては振り返る、即ち越鳥南枝に巣くう
- 2003/01/17 執筆者不明の置き手紙、だけどそこに滲んだ涙が全てを伝えている
- 2003/01/14 この冬は二度と戻って来ない、だけどそれは昨年も一昨年も同じだった
- 2003/01/12 酒に酔ってるなんて、ただの口実に過ぎないこと、そんなこと分かってるから
- 2003/01/11 人に相手されるって、嬉しい事だけど、一方で辛い事なんだね
- 2003/01/09 全てをさらして初めて見える愛、全てを隠して初めて見せうる心
- 2001/05/24 君の瞳はいつまでも澄んでいると思っていた
制作・著作/香倉外骨
2003/01/10初出
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