トップページ / されど我が詩集
月はいつも前向き 見えない昼間も 反対側にいても ずっとこっちを見つめている 月は決して背を見せない 全身で夜空を照らす時も 細くひっそりとたたずむ時も ひたすら走り続けてる そんな月なのに 隠し事をあばくように 宇宙船なんか送ったって 裏側もやっぱり月なんだから 人間ってのはどうしようもないな
香倉外骨(2001/11/26)
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