トップページ / されど我が詩集
行け、この海を 海原に乗り出して 離れ行く小島を見れば それはちっぽけな昔となる 聴け、この波を 白波をかき分けて 進み行く小舟を漕げば それはただただ今を生きる 見よ、あの陸を 人生を投げ売りて 掴み取る希望を思えば もしや地獄か天国か それはひたすら未来に続く
香倉外骨(2002/03/09)
前 / 目次 / 次