トップページ / されど我が詩集
たった一つの小さな命 誰の物でも無い たといそれが作られた物でも 憎悪や闇の中でも 僅かかも知れないが 輝く時が有る 生み出し主に どんな権利が有るのか もう動き出した その時から光り出している 尊敬される神が 一つの弱い生命に出来る事は 命を与える事しかない 力によって虐げられても 体が耐えられなくても 血みどろになろうとも 必ず前を向いて進む命 たった一つの凝縮された 小さい小さい命
香倉外骨(1996/04/23)
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