トップページ / されど我が詩集
ピアノの調べに 孤独な心を 震わせて この音に景色が広がり 消えゆく風に 涙する 涙は次から次へと押し寄せて 全てを流す洪水に そんなふうに指先が 孤独な心を 音にして 一つ一つの思い出が 思いを伝える メロディーに だから今日もピアノの前で 壁に向かって上を見る 見えるは空を飛ぶ姿 優しい光が あなたの元に どうか届いてくれますように
香倉外骨(2002/01/27)
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