或阿呆の日記

― 立ち止まってもいい。戻ってもいい。前に進むだけが人生じゃない。 ―


  2025/08/23 08:17 更新  
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七月

十三日

今日も昨日に引き続き仕事で。まさかの中学時代の同級生に出くわして。こっちは気づかんかったけど、向こうから話しかけられてしまったぞよ。恥ずかしい中学時代の何とか教とか言われて、たまらんて。

髪型も変わってないし顔も変わってない。確かに中学時代から変わってないな。髪型も途中変遷あったけど戻ったし。ただ老けただけで。

でもその同級生が零歳児がいると聞いてびっくりした。とりあえず、おめでとうと言ったけど、この歳で子どもかあ。夢があるようなないような、うらやましいような、そうでもないような。成人する頃には何歳になってるんだろうとか思うのは余計なお世話か。

割と早く終わったのでアベイルに。昨日から発売開始のコリラックマ・コラボ・グッズを見に行ったら、まだ在庫があって、迷いつつリラックマとコリラックマのぬいぐるみをレジへと持っていく。いずれか一点までと申し訳無さそうに言われる。せっかくでしたらお揃いで欲しいですよね、と同情の言葉にあわててコリラックマを棚に戻しに行き、小悪魔リラックマをお迎えいたした訳で。 [133673] web拍手する

十二日

土曜日だが出勤。この土日は出勤。来週の土日も出勤予定。いったいぜんたい何連勤なんだろうか?

しかし顧客向けの説明会に社員が客の立場で来て、しかもまっこう勝負で会社を否定しにかかってくる。いやいや、何だそれ。立場を考えろよ。こっちも立場でこの場に立っているだけなんだがね。辞める覚悟はあんのかい? まさかないのに、そんなことしてるんじゃないよね?

今更ながらにアニメ「魔法科高校の劣等生」を見始めたたんだけど、まさかのド直球のリアル兄妹ものだったとは! しかも同級生設定。す、すばらしいじゃ、あ〜りませんか。

六日

こんなに暑いのに、まだセミの鳴き声が聞こえてこない。どことなく物足りなさを感じる。いや、暑いのは嫌いだし、セミも嫌いなんだけど。

二日

二週間ほどずっと右腕が痛いまま。痛みもそうだが痺れもあって気になる。大丈夫だろうかと不安になってきたので、仕事終わりに近所の整形外科へ。骨に異常はなし。五十肩と思うと言われる。昔も同じ診断で、それは反対の左だったらしい。でも、何か、そのときと違うように思うんだが……。

あと、この病院、もう何かすごい昭和なにんよね。受付のガラガラとするガラス窓とかノスタルジーあふれる感じ。あと個人情報もへったくれもない開放的な感じ。引退したおじいちゃん先生が横でずっと息子の診断を見ていて、ときどき口出しするし。息子って言ってもたぶん五十代ぐらいと思うけれど。その場でセカンドオピニオン状態。

六月

二十八日

まさご座に行くのはいつぶりだろうか。場内ぎっしり満員。靴を脱いでどこでも座れるから、やっぱり過ごしやすくていい。でも盆が回らなくなっていてそれが少し残念。

音羽うたさんの五周年。色んな要素が散りばめられた楽しい周年作。周年おめでとうございます。

御幸奈々さんも久しぶりに見るけれど、以前に変わらず勢い溢れるダンス。本当に楽しそうに踊るその姿がまた素敵である。

目黒あいらんさの四回目、懐かしい曲で静かに美しく始まって、初めて見る演目と思うけれど、ステージいっぱいに広がる世界に感動した。けっこう古い作品らしいが、広くて天井に高さのある劇場でしかできないらしい。

その後、飲みに誘われて、飲んで、たくさん飲んで、二次会にも言って、結局朝までコース。ホテルいらんかったやん……。

二十六日

注文していた椅子がようやく店に届いていたので、さっそく取りに行って組み立てた。ニトリのオフィスチェアOC708N、うん、満足。

二十五日

でも、それはそれとして右肩を痛めたかも。寝返りのたびに痛みで目絵が覚める。眠りが浅くて悪夢を見る。つらい。

二十日

コリラックマが「ファイト」と言ってるシールをノコギリに貼った。枝を切るたびに応援してくれて、いや、何か本当に頑張れた。

応援て大事だ。

十二日

悪意にはときに遠慮があるけれど、善意は人の領地を勝手に土足で踏み抜いてくる。

十日

オフ会とかトークショーとか、いや、そんなんより、劇場で、ステージで踊るあなたに会いたいんです。

七日

今週を乗り切った。社員説明会を乗り切った。乗り切った土曜に同期の子からその話で残念だとというLINEが来た。それほど責められてる訳でもないけど、休みと思った日にこれって、ちょっとしんどい、、、

二日

碌でもない夢の連続だったな:

異端として捕まりかけたとき、真の犯人として捕まった男。その男はあの世の何も持って行くことは許されないと服を脱ぐことを命じられる。脱ぎながら「世のために尽くしてきたが、何も楽しいことのない人生だった」と。それを見ながら生きることの辛さと、それ以上に死ぬことの怖さ、たとい楽しいことがないとしても、死ぬことが怖いとひしひしと感じるのであった。

王妃たる母に虐げられる毎日。しかし母もまた事実上幽閉されていることに気付く。ならば外へ出ればいい。誰も気付くまい。鍵を開けて出るように言う。しかしそんな日に限って王が来る。早く逃げろと言うが弱った足で走ることもできず、追われているからと頼んで騎兵の馬車に王妃を押し込む。それを見送って、私は逃げる。走って逃げる。追い詰められる恐怖からも逃げる。

一日

久しぶりにアイドルのライブへと行く。梅田amHALLにてfav me単独を見る。中本こまりさんを見るのは一年ぶりぐらいだろうか。やっぱり笑顔が素敵で、こっちまで笑顔になってしまう。しかし……チェキ券が二千円って、高いなあ。

でもね、ふと、思い出す、あのステージ。もうたぶん見ることはないんだと分かってる。分かってる。分かってるけど、

やっぱり、あの日に見た鈴木千里さんのステージが忘れられない。

あの所作の一つ一つの丁寧さ、音楽に寄り添うような美しいダンスの調べ……いま一度、この目で見たい。あの感動に足を踏み入れたい。 [132397]

五月

三十日

酔った勢いで、最近のストレスに我慢できずに、本当はしゃべっちゃいけないことまで後輩にしゃべっちゃって、そしてそのまま酔った勢いで、家になだれ込んで、後先も考えずに……やっちまった。

二十九日

社員が企画して、社員が説得して、社員が段取りして、企画に従って会社を前に進めるのもまた社員。いくらいい企画だろうと、社員が納得できて社員にとっていい結果にならんのだったら、結局は前に進まない。

人を動かすが組織を動かすということだ。

二十七日

立ち止まってもいい。

戻ってもいい。

前に進むだけが人生じゃない。

二十一日

近所のスーパー、本当に米がなくなってきて、とうとう今日は米コーナーが餅で埋められていた。

まあでも、米がなければパンを食べればいいんじゃない? いや、スーパー的には餅か。

十七日

アベマの「消えゆく文化?日本のストリップ」を見たけれど、とりあえず、ひろゆきって何の深みも発展性もない発言の繰り返ししかせんな……。例えばネットではそういう映像が溢れているという現実が指摘されてもそれには全くノーコメントで。なぜネットのそれを放置して、ストリップには「パンツ履けばいいじゃん」としか言わないのか。

履いたらストリップじゃないやん。

例えば夫婦別姓を求めている人に「結婚しなけりゃいいじゃん」と言うのだろうか。それは単なる思考停止であって、そりゃ議論にもならん訳で。

それはそれとして、アニメ「チ。 ―地球の運動について―」全二十五話を見終わった。次々と人が死んでいく壮絶な物語であった。

地動説は確かに異端思想なのかも知れない。故に異端審問官が正義の名の下に取締を行う。でも間違いなくそのステージには感動があって、人は、人の心は、動かされる。今だからこそ、「チ。」を見て、色々と考えさせられた。

エンディングテーマ曲、ヨルシカの「アポリア」に惹き込まれて、それはまるで蒼稀子さんが自由に伸びやかに踊っている姿が目に浮かぶようで。

あと、オクバデは公式設定と思う。

十一日

コンビニに寄って自動車税と固定資産税をお支払い。冬のコートと背広上下をクリーニングに出してから買い物へ。シャープの除湿機CV-R71-Wを税込二万二千円で買ってみた。これで梅雨時期の洗濯物が乾かせる、か?

七日

仕事が終わって急いで家に戻り、車に乗り込んで天満を目指す。おそらく今日が楽日となるだろう東洋ショーへ。入場直前、明日から営業停止処分八ヶ月となることを知る。

何もかも浄化された先に何が残るのだろう。汚濁も騒音も、生きるってことの一部と思うけど。だからこそ嬉しいも美しいものもある。

入場すればたくさんの人達がいる。間違いなく時間が押すだろう。終電を気にしなくてよくなるので、車で来て良かったな。知った顔も多い。いつも見かける人、久しぶりに見る人、そしてあの日、その場にいた人もたくさんいる。スタッフも皆いる。

最終回、場内ぎっしりと詰まった観客が、息を呑む音も聞こえるほどの集中力で舞台を見つめる。魂の叫びにも似た渾身のステージ。汗が弾け、思いが弾ける。

最後の最後に、所属の二人が、本来の形でのステージ、力を尽くして舞う。そうだ、これだ。これが東洋ショーだ。だけど、ダブルオープンで踏み込まれたあの日を思い出し、少しばかり不安になりつつ、今年最後のダブルオープンを眺める。ああ、何て綺麗なんだ。

今日が終わりじゃない。

ストリップは、終わらない。 [132080]

四日

ゴールデンウィークが休めたし、ホテルも確保できたし、これは呼ばれた気がして、早朝に家を出て、愛媛は松山、ニュー道後ミュージックへと。やはり温泉場、独特の雰囲気がある。

今宵も目黒あいらさんが、かっこよくて、綺麗で、そしてエロくて、素敵でした。

神社に参って神様に手を合わせ、ストリップに詣でて踊り子さんに手を合わせる。遠征は今年初になってしまったけれど、やっぱり旅は楽しいな。

三日

この連休は休めたけれど、微妙に仕事が忙しくって、割とこの先の土日も予定が埋まってきてて悲しい。そんな連休初日、とりあえず朝から赤垣屋で立ち飲む。クジラ刺しがあったので頼んでみる。やっぱり臭くて苦手かな。哺乳類だからね。

そして東洋ショーへ。本日の香盤は、木葉ちひろ→永澤ゆきの→早乙女らぶ→椎名ほのか→ひなた鈴。素晴らしいメンバーの素晴らしい演目が続く。

例えば永澤ゆきのさんは、テンポよく小気味よいダンス、そして素敵な笑顔で、自然とこちらも笑顔になる。そうそう、これです。ストリップの楽しさを再確認させられた。

椎名ほのかさんの四周年作は、透き通るような美しさと、でも負けない芯の強さがあって。くるくる回るターンが綺麗で、何よりのびのび楽しそうに踊る姿に感動。四周年、おめでとうございます。

ひなた鈴さんの新作は、まさに。最初、六つ目の化け物の気ぐるみで登場、それを脱ぎ捨てて最後は踏みつけて終了。勢いよいダンスと負けない強さ。何か感動した……。

フィナーレもいつもと違う雰囲気でかっこいいけど、このフィナーレって、昔、正月のオープニングでやっていたように思う。だとしたら、それを今するということは、次の正月は休館中ということなんだろうか? [132064]

二日

「知らないんですか、フリーレン様。酒は百薬の長なんですよ」

四月

二十八日

焼き鳥屋さん。聞こえてきた女の子の声が、

「私、けっこう、うんこ好きなんよね」

二十六日

昨日は飲み過ぎた。しかもビールばかり飲んで体に悪かったように思う。しかも備えてしっかり寝ておかねばならんのに、夜中の午前三時、裏のスーパーが火災警報をけたたましく鳴らして叩き起こされる。たぶん誤報だったと思うが近所迷惑も甚だしい限り。

そんな朝。気候は確かに爽やかだけれど、体調は爽やかではない。寝不足の上に二日酔いかも知れない。でも洗濯をして用意をして電車に乗って出掛けるは布施へ。いつも通り先に晃生ショーの席を確保する。開場直後だったけれど最前列は取れなかったが、まあ、充分いい席だろう。そしていつも通り小西酒店で迎え酒に大瓶ビールから白ワインである。

晃生ショーは十二時十五分に開演。なかなかの人混みの上、六人香盤で時間が押しつつ。目黒あいらさんの十七周年作は、大きな馬が出てきて度肝を抜かれる。見上げるベットショー。かっこいい。ともかく十七周年、おめでとうございます。

テッペン越えのプンラス。劇場を後にしようとしたら、受付の階段で座るつきみちゃんを見掛けた。どうしたのだろうね。

もはや終電も終わってしまったので、乗り合わせてタクシー移動。一時ぐらいから飲み始めて、二時半ぐらいに合流して、一次会が始発の始まる午前五時過ぎまで。そして二時間が八時過ぎまで。もはや時間感覚が分かんないですって。

でも、本当に靴に押しピン入れるとかあるんだ……。

そういえば、あいら姐さんが左利きということに今更ながら気付いた。本人にも今更?って言われてしまったけど、私も左利きなので、何か嬉しい。

十九日

すっかり暖かくなって、むしろ少し暑いぐらいか。Hさんにアルミ缶を二袋ぶん渡してから自転車で実家に向かう。三時間ほど掛けて伸び放題だった生垣の剪定を行う。都合、八袋分のゴミが出た訳で。

かなり遅い昼ご飯を食べたからイオンに向かう。ユニクロで背広一式を買ってみる。意外といいかも知れない。ホームセンターとスーパーに寄って帰宅し、ついでに家のベランダ外の草抜きもしてみる。

十六日

楽天ETCカードが届いた。同時に未支給年金の通知も届いていた。

それはそうと、先日CPU等々を換装してWindows11に対応したつもりだったけれど、どうもブートモードがUEFIでないと駄目らしい。今はまだWindows10のままでいいけれど、一応、将来に備えて対応しとこうと思って調べてみると、どうもディスクのパーティション形式をMBRからGPTに変換すればいいことが判明。しかもmbr2gptコマンドで簡単にできるらしい。ということで、方法1: Windows回復環境でMBR2GPTを実行する(推奨)をそのまま実行してみたら、存外短時間ですんなり変換できた。

十四日

ホワイトマンデーと言うよりも、頭ん中が真っ白で、燃え尽き灰色月曜なのかも。

少しいい椅子が欲しいと思っていくつか座ってみる。ニトリのOC708Nがいいと思ったのに、品切れで再入荷がかなり先みたい。思い立ったときに買わないと、買いたい熱が冷めてしまいそうなんだけど。

アニメ「平家物語」を見返して思う。これが勝者源氏視点でなく、滅びゆく平家の物語で、だからこそ勝者でも敗者でもなく、祈りの尊さが美しいのだな、と。

十日

中国って国には、どちらかゆうとマイナス感情持ってるけど、トランプ関税に対して徹底抗戦する姿勢はかっこいいと思ってしまった。

昨日の午後に日経買うか迷って結局買わずじまい。買ってれば良かったけど、これは誰にも予想できんわな。トランプの相場操縦相場やん。

トランプ「世界の市場に対する中国の敬意の欠如を踏まえ」って、あんたが一番、世界の市場に対する敬意が欠如してますやん。

六日

「明日、私は誰かのカノジョ」読み終わりました。心をえぐってきて、こんなに読み進めるのに疲れる漫画はなかなかないかも。結局、人はみんな一人で生きて一人で死んでいくんかな……

五日

久しぶりにシアリスジェネリック買いに行ったら、まんまとまとめ買いがお得と言われて、三十錠プラス十錠おまけで計四十錠も買ってしまった。

で、鳥刺しで昼飲みしてから東洋ショーへ。坂上友香さん、ステージを優しく包み込むように、のびのびと落ち着いて、美しく舞っていて。周年おめでとうございます。小宮山せりなさんは、今日もパワフルで、ほんと楽しそうに踊ってて、すごく元気もらった。

週明け本当にブラックマンデーなんかな? とりあえず電車は動いて欲しい。もういっそ、関税24%に対抗して、消費税24%にしちゃえば?

四日

基本的に、初恋とか最初に出会ったとかに憧れるし、後から登場したら何か横から奪われたようで腑に落ちないんだけど、

「無職転生」は最後に登場したエリスが小さくなってるのに何か腹が立って、だって一緒に旅して、ツライも楽しいも共有して、守るも守られるもそれだけじゃなくて、共に歩んだエリスが、やっぱり一番と思う訳で、

そう思ってたけど、

ルーデウスにとって、エリスが最初で、エリスが最後の女性、

それはやはり甘美で至高なんだと納得した__


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #133874
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